病は栄養欠損から*

「今時、栄養欠損だなんて」

私の子どもがひどい頭痛で体調を崩し始めたのをきっかけに、栄養療法を始めたわけだけれど、血液検査の結果を見た分子整合栄養医学管理士が「たんぱく質、鉄分、ミネラル、特にビタミンB群が足りない。栄養欠損です。」言った。

「何を今時、食事をいい加減にしている家ならともかく、ジャンクフードもたまにしか食べないし、バランスよく食べているのに・・」と半ば憤慨気味、ちょっと軽く見ていた。

けれど足りないという確たる証拠が血液データーとして出てしまっている以上、仕方がない。今の日本の食事はやっぱり足りなくなるのだそうだ。

野菜1つとっても、30年前、40年前に比べ格段に栄養価が低い。

火山灰を含んだ土地は、外国の土壌よりミネラルが断然ないそうだし、旬の物を無視した生産体制で栄養価はますます減少・・農薬や添加物、水の汚染・・と上げたらきりがない・・・

そうした中、我が家は肉や魚を確かに食べるのを控えていた。「アトピー体質の子はたんぱく質をとるのを注意しないといけない」と小児科医からも皮膚科医からも、小さいときから言われていたから尚更だ。

分子栄養学では体の調子や具合の悪いところがどこから来ているのかを突き止めるため血液検査をする。体に必要な、例え微量な栄養素だとしても、足りなくなると影響が出るからだ。

影響が出るといってもすぐには出ない事の方が多い。人間の体は良くできているから、少しの事はやり繰りしたり、気力や精神力で補うからだ。所がそれらがカバー出来ない程のストレスや、ちょっとした、例えば風邪を引いたりするようなことがきっかけになったりして、あるいはそれらが重なったり、続いたりすると持ちこたえられなくなって体調が悪くなったり、病気になったりするのだ。

病気になるのは元を正せば、栄養欠損に通ずる・・・
食べているつもりが全然足りていない・・

表示テストです

てすとてすと

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする