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栄養療法を取り入れて治療効果が上がった
姫野先生はテレビでもご活躍の先生で、番組内で時々他の先生とたんぱく質の重要性などの解釈の食い違いで「バトル」をすることも多いそうだ。

このバトルとか糖質をもっと減らす食事をする事なども熱く語っていらっしゃるそうだけれど、残念ながらカットされている事が多いとか・・・

姫野先生は心療内科医として患者さんの治療にあたっていたけれど、個人差があるため投薬やその他の治療で、人によって思ったような効果があがらなかった事もあったと言う。

何か他に治療効果を上げることはないかと思っていたところ、溝口先生を通して栄養療法に出会い、治療に取り入れたところ効果が上がったケースが多くなったとのことだ。
*p2*[医療][心療内科][栄養療法][精神疾患]良くなっても無理をしない
姫野先生のクリニックに於いての症例を経過を追って何ケースか話して下さった。他院でいくつかの病名で診断された後、先生のクリニックを受診した方もいらした。

60項目の血液検査や、糖負荷検査などを行い、足りない栄養素を補って行くと、行きつ戻りつしながらも減薬が可能になったり、投薬を中止したりすることも出来、回復に向かっている人も多いという。

けれどちよっと良くなると、元々が真面目で頑張りやさんの患者さんが多いので、無理をしてしまって体調を崩す方が多いそうだ。

そしてそういう状況になってしまう原因の1つにやはり食事が摂れていなくなったり、サプリメントを飲むのを緩めたりしてしまうケースがある、とのこと。

誰もがこういう状況に陥ってしまいやすいのは、私の子どもの時もそうだったのでよく分かる。

調子がいいとしても食べることサプリメントを飲むことを忘れないで、と話していらした。
*p3*[医療][心療内科][栄養療法][精神疾患]新しい自分になる為に
クリニックには患者さんとその家族の方も当然の事ながら受診や相談などをされる。

患者ご本人も勿論早く良くなろうと頑張っているし、サポートする家族の方も病気を治して元通りの生活が出来るように願っている。

よく聞かれるそうだ「先生、元通りになりますか?」「前のようになってまた社会復帰(学校に通えるように)なりますか?」と。

誰もが一日も早く元通りの、元気だった頃の生活やその人自身を取り戻して欲しいと願っている。

けれど先生は患者さんやその家族の方にこうおっしゃるそうだ。

「元通りにはなりません。細胞は日々生まれ変わっているので、元の自分になるのではなく、新しい自分に生まれ変わるのですよ。元よりももっといい自分になれるように頑張りましょう」と。

私はこれを聴いて本当に心からその通りだとうなずいた。

胸がいっぱいになった。

多種・多剤の薬を何年飲んでも元気になれない。一生飲み続ける。飲み続けなければだめだ。社会復帰は望まない・・・

こんなむごい事を実際に体験している人も、主治医からいわれている人もいるのだ。

けれど栄養療法をして頑張れば、元の自分になるのではなく、新しい自分に生まれ変われる。

元よりもっといい自分に!!

私は自分の子どもの事を思った。本当にそうだ。

隣にいる我が子を見てこれまでの色々な事を思い出した。

実は今回のシンポジウムに半ば無理矢理、帰省中の我が子を引っ張って連れてきていた。

本人はこの言葉をどう受け止めたか分からない。

けれどあの時とは無縁の顔をして座っていた・・・

私の子どもの具合が悪かった期間は比較的短かったと思う。けれど具合の悪かった間に失った物は沢山あった。失った物の中には修復出来ないこともある。けれど、今ある私の子どもの姿は具合の悪かったあの時の子ではない。

まだまだ危なげで心配は親として尽きないけれど、あの子はあの時よりもずっといい方向に新しく生まれ変わっている。

栄養療法は細胞レベルでまさに生まれ変われる治療法なのだ。少しずつでも昨日の自分とは違う。希望の持てる治療法だと思う。

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てすとてすと

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