「 肉食 」一覧

先祖が何を食べてきたかを考える1/2-私がマクロビを勧めない訳6-9

先祖が何を食べてきたかを考える1/2-私がマクロビを勧めない訳6-9

つい最近も北京で見つかった約4万年前(中期旧石器時代)の人骨の成分分析から、当時の人類が淡水魚を常食していた、とアサヒ・コムに載っていた。 獣を狩りする事、そしてこの北京での発見によっても、主に動物性タンパク質の食事をしていたことは確か。 人類の祖先は肉食をしていく内に、脳が大型化し、猿などとは違う進化を遂げ、二足歩行をしていったものと思われています。 しかも人類が火を使って調理をし始める50万年前までは、生で動物の肉(他の動物が食べた後の死肉も含め)や魚を食べていた。生の柔らかい肉などを食べた結果として、奥歯が小さくなっていったと共に、動物性タンパク質摂取によって脳が大型化して、その重い頭によって顎が小さくなっていったと思われている。

人間は草食動物ではない根拠 4-4 肉食に適さない顎?

人間は草食動物ではない根拠 4-4 肉食に適さない顎?

「人間が肉食ではなく草食であるというのは、顎を見ても分かる」というのをネット上で見たことがある。 肉食なら顎もしっかりしていなければ食べられないというのだ。 所がヒトは道具を使うこと、火を使うことで(何百万年と時間はかかったが)それを補ってきたのではないかと思う。 道具を使う→食べにくい肉を細かく分けて食べやすくする 火を使う→肉などのたんぱく質に火を通し、調理することでさらに食べやすくする

人間は草食動物ではない根拠 3-4 ヒトが「草食」まがいの生活を始めた頃・・

人間は草食動物ではない根拠 3-4 ヒトが「草食」まがいの生活を始めた頃・・

ヒトはもともと肉食だった。 今までそんなことは私自身はっきりと認識したことがなかった。 と言うのも、色々な説が昔から言われていて、ここまではっきり「肉食」と言い切っている文献に出会わなかったからだ。 人類の歴史(進化は遂げてきたわけだけれど)で農業を始めたのは約1万年前。このころから穀物(植物の種子)を食べることによって「草食」まがいの食生活が導入された、と昨日までにご紹介した『アミノ酸セミナー』の本に書いてある。