先祖が何を食べてきたかを考える1/2-私がマクロビを勧めない訳6-9

“私がマクロビを勧めない訳”を再開します。

前回まで→こちら090803-07

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人類は何を食べていたか?

人間は一見肉食もする雑食見えるけれど、長い人類の歴史、ヒトの歴史、食生活を見ると元々は肉食だったことが分かる。こちら→人間は草食動物ではない根拠 3-4

つい最近も北京で見つかった約4万年前(中期旧石器時代)の人骨の成分分析から、当時の人類が淡水魚を常食していた、とアサヒ・コムに載っていた。

獣を狩りする事、そしてこの北京での発見によっても、主に動物性タンパク質の食事をしていたことは確か。

人類の祖先は肉食をしていく内に、脳が大型化し、猿などとは違う進化を遂げ、二足歩行をしていったものと思われています。

しかも人類が火を使って調理をし始める50万年前までは、生で動物の肉(他の動物が食べた後の死肉も含め)や魚を食べていた。生の柔らかい肉などを食べた結果として、奥歯が小さくなっていったと共に、動物性タンパク質摂取によって脳が大型化して、その重い頭によって顎が小さくなっていったと思われている。

米や麦などの穀類を栽培する事によって、狩猟しながら住まいを持ち定住を始めた・・・つまり農業を始めたのは約1万年前で穀物を食べることによって「草食」まがいの食生活が導入されたとされている。

定住することで狩りなどの生命を賭けた食料捕獲で命を落とすことも以前より減り、穀類の調理などで道具を発明し、使いこなしていった・・・肉に限らず穀物や野菜などを食べることによって寿命も延びていったのです。

つまり農業を始めた1万年前より以前の約300万年以上の間、ほぼ肉食だけで生活し、進化してきということ。

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てすとてすと

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