人間は草食動物ではない根拠 3-4 ヒトが「草食」まがいの生活を始めた頃・・

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ヒトが「草食」まがいの生活を始めた頃・・

ヒトはもともと肉食だった。

今までそんなことは私自身はっきりと認識したことがなかった。

というのも、色々な説が昔から言われていて、ここまではっきり「肉食」と言い切っている文献に出会わなかったからだ。

人類の歴史(進化は遂げてきたわけだけれど)で農業を始めたのは約1万年前。このころから穀物(植物の種子)を食べることによって「草食」まがいの食生活が導入された、と昨日までにご紹介した『アミノ酸セミナー』の本に書いてある。

それ以前は狩猟をして動物や魚などを定住せずに追い求め食べていた。しかも長い間火を使わず生で食べていたと思われ、火を使い始めたのは何と50万年前。人類の祖先が出現したのが400万年前・・

穀類や野菜類を栽培して食べていた歴史が長いと言っても、人類の歴史のたった1万年前で、進化してきたとはいえ、体の細胞の数や必要な栄養素の比率などは変わっていない。

特に引き合いに出されるのが、『日本人は農耕民族だから肉などの動物性たんぱく質は摂らなくて良い』とか『今、食べている量を減らすべきだ』と聞く事がある。

日本に限らず農耕をしつつ、穀物に大きく依存していた生活だったが家畜を飼いながら(牧畜生活)生活していた。これによって世界の人口が爆発的に増えたのも事実。

けれどたった1万年の人類の歴史ではそう簡単に人間の体は変わらないという。

しかし寿命は今に比べ遙かに短かった。

食糧事情や環境も大きく影響しているが、70年も80年も生きるようには出来ていなかったといわれている。

長く生きる分、それなりの栄養を摂っていなければならないのだ。ヒトは400万前生き延びられてきた理由の中に、肉食だったことが大きいという。

人間などの高等動物は進化の歴史の中で20種類のアミノ酸の中で少なくとも9種類のアミノ酸合成の能力を失ってしまったと思われるそうで、それ故、足りない分を口から食べ物として摂らなければならなくなったのだ。

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