9月10日から自殺予防週間
だそうだ。昨日夜になってから知った。
日本における自殺者は年間3万人が何年も続いているそうだ。
自殺するの人が家族の中で一人としても、自殺者の遺族はその3倍から4倍以上いることになる。
遺族はざっと単純に考えても年間9万人以上にのぼる・・・
なんと悲しいことか・・・今日も小学生の女の子が自殺したニュースをやっていた。
世界的に見ても自殺をする人数は、日本は異常とも言えるくらい、残念ながら非常に多い数になっている。
政府が国を挙げてこれを阻止しようと、色々対策を立てている。
以前にもこのブログで「精神疾患の原因の根底に低血糖症がある場合は心療内科だけで治療してもなかなか治らない」と言うようなことを書いた。
低血糖症をご理解されている方は、ある程度うなずかれる所ではないだろうか。
精神疾患で心療内科にかかり、そのうち自殺してしまう人の実に約6割がこの低血糖症と無関係ではないとするデーターがある。
私が以前から時々見ているジャーナリストの方が書かれているブログがある。
精神科医の多剤・多種の処方によって人々が苦しめられ、効果も上がらずに挙げ句の果てに自殺してしまう事などを鋭く追求していらっしゃる。
昨年の「リタリン」の大量処方事件の時にも、詳しくレポートされていた。
このジャーナリストの方や新聞に投稿された精神科医の言葉からも分かるように、うつ病を始めとする、精神疾患を治そうとして、薬を処方していっても、限界があることを指摘されている。
私も最もだと思っている。低血糖症の治療をなさっている方々の中にも心療内科などで処方された薬の副作用などに苦しみながら、栄養療法で減薬されているのを他のブログなどで目にする。
これを機会に低血糖症が一般に知られるといいと思う。
今回、自殺予防週間に関して書かれているのでご承諾を得て一部引用させて頂く。
YAhoo!ブログ・精神科医の犯罪を問う 2008年09月09日付け
~http://blogs.yahoo.co.jp/kebichan55
『精神科医に自殺対策を任せるな 』
中略
そして、今までは「精神科医はうつ病を治せる」「うつ病は薬で治る」「うつ病を治療することで自殺が防げる」といった業界の利益を代弁するような声しか聞かれなかったが、ついに現場の精神科医からは本音が聞かれるようになっている。
例えば、8月29日の朝日新聞朝刊の「私の視点」に、「自殺予防・精神科医だけに任せるな」というタイトルで現場の精神科医の声が掲載されている。
そこでは、自身の患者が20年で56人自殺した経験を踏まえ、精神科医が自殺を予測し、阻止するのは事実上不可能であるとして「できないものはできないと言ったほうがいいのではないか」とまで主張している。また、今まで散々強気な発言を繰り返してきた精神科医も主張を変え、精神科医がうつ病を効果的に診断・治療できていない現状を告白するようになっている。
精神医療機関で行われている治療の実態を知れば、なぜ自殺が減らないのか理解できるだろう。簡単に病名をつけ、自殺行動を引き起こすリスクを説明することなくマシンのようにただ投薬する精神科医が非常に多く、その問題はマスコミでもしばしば取り上げられるようになっている。精神科を受診したところ逆に状態が悪化し、その結果自殺に至った例はいくつもある。
抗うつ剤に関しては、自殺行動を引き起こす危険性が指摘され、医薬品添付文書には、重要な基本的注意として「家族等に自殺念慮や自殺企図のリスク等について十分説明を行い、医師と緊密に連絡を取り合うよう指導すること」と書かれている。それにもかかわらず、副作用について本人や家族に説明することなく、漫然とただ薬を出し続ける精神科医があまりにも多い。
中略
精神科医が自殺対策の専門家であると妄信し、精神科への早期受診をただ促進する人々は、このような問題ある精神科医が野放しにされ、添付文書の注意書きすら守れない(注意義務違反)精神科医が多数存在する現状を全く考慮に入れていない。
今までは心の問題は専門家に任せればよいという風潮があり、その考えの延長から、自殺対策も精神科医に丸投げされてきた。自殺とは社会全体の問題であるため、一人一人がこのような無責任な態度を続ける限り、状況が悪化することはあっても改善されることはあり得ない。実効ある自殺対策を本気で実現したいのであれば、自殺を促進するような劣悪な精神医療機関が多数存在する現実に目を向け、その対策を急ぐと共に、精神科の早期受診が本当に自殺予防に寄与しているのかを評価する必要がある。後略