あーイライラする!!
あーイライラする!! 疲れた~が口癖だった我が第一子。この子はいわゆる「キレる」タイプの子だった。
キレる状態が出てきたのは、思春期。
中学3年の受験の頃から。
何かと人に突っかかり、悪態をつく・・の繰り返し。
その上朝は起きられない。すぐ疲れる・・・とくれば、今ならこの子は低血糖症、つまり血糖の調整が上手くいかない、また血糖値の変動があったり、下がりすぎたりしているのだろう・・とすぐに想像がつく。
ただでさえ受験期で大変だった訳だけれど、第一子の場合は転勤が重なって普通の受験生より大変だったこともあって、それが原因だったと思っていた。
勿論それもないわけではなかったが・・
そのうちにやたらと興奮しやすい、物は投げる、とエスカレートしていった。
親である私達のしつけや接し方がいけないのだろう、と色々と試みて、半ば戦うような格好で必死で関わった。
しかしほとんど上手くいかず、未だにそのときのことは第一子から「あの時はお父さんもお母さんも(自分に対して)理解がなかった」と言われる。
その頃はしょっちゅうイライラしていた、と本人も認めている。
その頃の食事
学校がある日も休みの日も、とにかく何回起こしにいっても、起きずに手こずる子だった。機嫌が悪く朝ご飯も食べずにすっ飛んでいく・・休みの日も家族とはずれて起きて、食事をせっかく用意していても「これは食べたくない」などと言って無駄になったりしたので、親の方も支度が面倒になったりでいい加減になっていた。
子どもが小さいときはインスタントラーメンやカップ麺など手軽に食べられるものは、全くといっていいほど食べさせていなかった。
けれど年齢が大きくなってくると、食事の嗜好のコントロールまでは利かなくなり、常備するようになっていた。
時間がずれて起きてくれば、ぱっと自分で作って食べられるラーメン類が楽だし、本人は大好きだった。
スナック菓子もしょっちゅうではなかったが、コンビニで買って来ていたし、(あまりお金がなかったことが幸いだった)甘い物も当然食べていた。ごく一般的なその年代の子の食べるものは食べていたわけだ。
今考えれば、この食事や間食こそがイライラしたり、キレたりしている原因の1つだったと理解が出来る。
この間違った食事に加え、著しい成長期だったにも関わらず、相変わらずの菜食主義者に近いような低たんぱく質の食事をしていたから、大変だったわけだ。