「 体のはたらきと仕組み 」一覧

貧血を考える 9- スポーツと貧血

貧血を考える 9- スポーツと貧血

今日は東京で3回目となる『東京マラソン』がありました。フルマラソンで42.195キロ。 マラソンにしろ他のスポーツにしろ、スポーツと貧血は重要な関わりがあります。 貧血は全身の「酸欠」だから、体が貧血の状態だとしたら、筋肉を動かし、エネルギーを生み出すのが十分できない事になる・・

貧血を考える 6- フェリチンの国際基準

貧血を考える 6- フェリチンの国際基準

貧血の診断に使われる項目にヘモグロビン値・フェリチン値・MCV値・ヘマトクリットなどがあります。 「貧血を診る時はフェリチンを診る」という事は日本ではまだまだ一般的ではないです。 フェリチンの測定自体も昔はできなかったらしい。(いつごろからできるようになったかは調べたけれど不明) この検査項目で殆どやらない項目がフェリチンですが、どのくらいのフェリチンがあるのがいいのかを調べてみました。

貧血を考える2- 私は貧血ではありません

貧血を考える2- 私は貧血ではありません

有経の女性の6割から7割、つまり10人中6,7人は貧血であるといわれています。 この貧血は『鉄欠乏性貧血』といわれるもの。有経の女性だけでなく成長期の子ども、もちろん栄養欠損の人、そして何らかの病変があって鉄欠乏性貧血になっている人、と様々。 一般の病院ではヘモグロビン値が(基準値) 男13.5-17.0  女11.5-14.5 g/dlとなっています。注・各医療機関で数値に幅がある。 数値の下限、つまり男性13.5・女性11.5あれば医師から「あなたは貧血ではありません」とか「貧血は問題ありません」と言われる。

骨にはタンパク質・・骨の話 5-5 骨量測定するならかかとで

骨にはタンパク質・・骨の話 5-5 骨量測定するならかかとで

私が15、6年前やった測定法は、どうもQUS法と言って超音波で測定するものらしく、子どもや妊婦でも安全に受けられる検査のようで、主に保健所などの施設で行われることが多い、とあったのでまさにこれだったのでしょう。 けれど15年の歳月はこの診断法にもかなりの進歩があるらしく、私の時は両素足を水の入ったフットケアに使うような容器にじっと入れて10分とか15分?(すでに記憶が定かではない)に入れて測定するものでした。