「 体のはたらきと仕組み 」一覧

骨にはタンパク質・・骨の話 4-5 骨量測定

骨にはタンパク質・・骨の話 4-5 骨量測定

15、6年前、骨粗鬆症が問題になっていた頃、市町村などの自治体で「骨量測定」を実施するところがあり、当時私の住んでいたところも、公報で通知があり測定に出掛けて行きました。 素足(両足)のかかとを水の入った、ちょっと前に流行ったの家庭用フットケアの様な感じのところに入れて、しばらく動かさずじっとしている方法で測ってもらいました。 当時私は30代だったけれど、確か年齢よりはやや骨量が少ないと判定されて、「ああ、やっぱり」とは思ったものの、ショックを受けたのを覚えています。 骨量はこれ以上増えるのは難しいから、減らさないように注意するよう指導がありました。 運動とカルシウムの多い食事を言われたのを覚えています。

骨にはタンパク質・・骨の話3-5

骨にはタンパク質・・骨の話3-5

すかすかな骨にならないように、年齢に関係なくまずはタンパク質、そして骨となるカルシウムを毎日しっかり摂らなければならないのです。 特に日本人は火山灰の土壌なので野菜などの作物からのカルシウム摂取量が少ないで、その他の特に動物性のカルシウムを摂らないとなのです。 子どもなどの成長期にはどの栄養素も欠かせないし、食べても食べても追いつかないほど体の中で急激な成長に使われています。 よく言われるのは、「小さい頃から毎日十分なカルシウムを摂っていくことで骨に骨量を増やすために大切だ」というもの。 十分骨量を増やしていくことで骨粗鬆症だけでなく骨折もしにくくなるといいます。

骨にはタンパク質・・骨の話 2-5 リフォームを繰り返している骨

骨にはタンパク質・・骨の話 2-5 リフォームを繰り返している骨

ご存じ人間の細胞などは毎日毎日せっせと作り替えられています。 つまり代謝しているということ。 今日の私と明日の私は少しずつ違うということ。 それぞれの組織はそれぞれの日数を掛けてリニューアルされて入れ替わっています。 骨ももちろん例外ではなく、骨を壊す細胞と骨を作る細胞があってせっせと作り直しています。 今日の骨と明日の骨は少しずつ作り替えられている・・・ この作り替えに必要なのがビタミンKとビタミンDでこのどちらが欠けていてもうまくいきません。 ビタミンKは骨を作る細胞に作用し、ビタミンDはカルシュウムの吸収を助けます。

骨にはタンパク質・・骨の話 1-5 骨にはカルシウムではない??

骨にはタンパク質・・骨の話 1-5 骨にはカルシウムではない??

ずっと、ずっと「骨にはカルシウム」だと思っていました。 お医者さんも栄養指導の人も、巷も誰もかもが言っていたから信じて疑わなかった・・ カルシウムを摂っていれば骨は丈夫になり、成長期なら身長が伸びると思っていた! せっせとカルシウム豊富な牛乳を飲んでいた・・・(牛乳はタンパク質も含まれていますが・・) 生化学を少しずつだけれどかじり、管理栄養士の話を聞いたり、本を調べたりして勉強していくうちに、そうではないことが分かりました。 正直ショックでした。 だって、だれも「骨にはタンパク質」とは言わなかった・・・

薬の副作用とアルブミン・・アルブミンの話2-2 薬を運ぶトラック

薬の副作用とアルブミン・・アルブミンの話2-2 薬を運ぶトラック

病気になったりしたときに飲む薬。 薬の効きがいい人、悪い人。副作用が出ない人、出やすい人。 体質や薬そのものの副作用なども含めてこれらは個人差が大きいです。 体にたんぱく質が足りないと副作用も出やすい、というのを以前書きました。。 「副作用が出る人、出ない人の違いは?」 薬を血液中から全身に運ぶのに関わっているのがアルブミンという血液中のタンパク質の濃度を表すものです。 アルブミンの数値はその人の栄養状態・健康状態も表します。