「 体のはたらきと仕組み 」一覧

人間は草食動物ではない根拠 4-4 肉食に適さない顎?

人間は草食動物ではない根拠 4-4 肉食に適さない顎?

「人間が肉食ではなく草食であるというのは、顎を見ても分かる」というのをネット上で見たことがある。 肉食なら顎もしっかりしていなければ食べられないというのだ。 所がヒトは道具を使うこと、火を使うことで(何百万年と時間はかかったが)それを補ってきたのではないかと思う。 道具を使う→食べにくい肉を細かく分けて食べやすくする 火を使う→肉などのたんぱく質に火を通し、調理することでさらに食べやすくする

人間は草食動物ではない根拠 3-4 ヒトが「草食」まがいの生活を始めた頃・・

人間は草食動物ではない根拠 3-4 ヒトが「草食」まがいの生活を始めた頃・・

ヒトはもともと肉食だった。 今までそんなことは私自身はっきりと認識したことがなかった。 と言うのも、色々な説が昔から言われていて、ここまではっきり「肉食」と言い切っている文献に出会わなかったからだ。 人類の歴史(進化は遂げてきたわけだけれど)で農業を始めたのは約1万年前。このころから穀物(植物の種子)を食べることによって「草食」まがいの食生活が導入された、と昨日までにご紹介した『アミノ酸セミナー』の本に書いてある。

人間は草食動物ではない根拠 2-4肉食動物と草食動物の違い

人間は草食動物ではない根拠 2-4肉食動物と草食動物の違い

動物の体の仕組みというのを学生時代のどこかで勉強したようなしないような気がしているけれど、殆ど記憶がないです。 例えば牛。草食動物だが、私が覚えているのは、「胃が4つあって反芻しながら消化吸収していくもの」と言うくらい。 草食動物がすべてこのような反芻機能を持っているわけではないけれど、この仕組みによって「草」しか食べていなくても必要なアミノ酸を吸収して生きている、と言います。 反芻している間に、体内に持っているバクテリアで草を発酵させ体に必要なアミノ酸を自分の体の中で造り出し、利用しているといい、肉を食べなくても生きていくために必要なアミノ酸は自分自身で造り出している訳です。

IgE抗体値が下がる訳・・アレルギーは治る  2-7 IgE抗体値・アレルゲンを知るには?

IgE抗体値が下がる訳・・アレルギーは治る 2-7 IgE抗体値・アレルゲンを知るには?

このIgE抗体値を調べるには、血液検査でどのくらいの数値なのかが分かる。 本来なら、この抗体検査をしてどのくらいの数値なのかを見極めた上で、アレルギー体質かどうかを判断するべきだけれど、皮膚炎などで病院に行っても、大概は皮膚の状態を診ただけで、なかなか血液検査をしてまで診断しないのが実情、というのを聞いて私の経験からも確かにそうだ、と実感している。

IgE抗体値が下がる訳・・アレルギーは治る  1-7

IgE抗体値が下がる訳・・アレルギーは治る 1-7

体の中に細菌・ウィルスなどが体の中に入ってきたときに排除するために戦ってくれるものを「免疫システム」というけれど、アレルギーはこの免疫システムが過剰に反応したりして、本来排除しなくてもいいものにも反応して体にとって「敵」と認識してしまい、この事をアレルギーといいます。体にとって良くないものが体に入って来たときに、異物(敵)と見なして、その物質に対して抗体を作る。 この抗体の一つの型の名前がIgEといって、体に入って来て反応するまでが比較的早く、15分から20分、数時間くらいで出るものをいいます。(人によって差がありますがそれ以上経って出る人もいます)(他にIgA ・IgG・IgM などがある)