貧血を考える 9- スポーツと貧血

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スポーツと貧血

今日は東京で3回目となる『東京マラソン』があった。フルマラソンで42.195キロ走る。

マラソンにしろ他のスポーツにしろ、スポーツと貧血は重要な関わりがある。

貧血は全身の「酸欠」だから、体が貧血の状態だとしたら、筋肉を動かし、エネルギーを生み出すのが十分出来ない事になる。

ご存じの通り筋肉は動く事で収縮されることでパワーが出る。この収縮が強ければ強いほどエネルギーが出て、この筋肉運動の為には当然エネルギーが使われる。

体の隅々にまで十分な酸素が行き渡ってこそ、筋肉を動かしたり、瞬発力、持久力が発揮できるというもの・・・・貧血→赤血球数が減る→赤血球が運ぶ酸素量が減る→筋肉が使う酸素量が制限される→十分な力が発揮出来ない・・・

貧血があったとしても血液は一定の早さで全身を巡っているのではなく、流動的に流れているので、血液の酸素量が不足してきたと判断すると、流れてくる血液の早さが変わるのだという。

その為何とか帳尻を合わせて筋肉に足りないながらも酸素が行き渡るのでエネルギー不足にはならないのだとか・・・・

このように貧血のある人の筋肉が酸素量が本来なら半分くらいしか供給されないはずなのに、血液の流れを倍にする事で帳尻を合わせていることを続けていると、ポンプの役割を果たしている心臓に負担がかかってくる・・・

海外のトップアスリート

去年の北京オリンピックにしても日本のアスリートは技術とか根性とかはあるのに何故か成績が振るわずに結果を残せない事も見受けられる。私はずっと何で日本のアスリートは頑張っているのに思ったほど結果が出せないのだろうと疑問に思っていた。

色々な原因やプレッシャーがあるだろうけれど、その原因の1つにどうも貧血が深く関わっていると知ったときは、スポーツ選手に貧血などがあるのだろうかと不思議に思ったものだ。

けれどスポーツによって体を酷使し、短時間で驚異的な力を発揮し続けているアスリートの栄養状態は私達以上に配慮していなければならない。高たんぱく質でエネルギーを生み出し持続させる助けにもなる、ビタミン、ミネラルなども普通の運動量の人より遙かに沢山とらなければならない。

けれど日本のスポーツ界はまだまだ栄養についての理解が低く、エネルギーのために炭水化物(糖質)さえ摂っていればいい、と考えている指導者も多いと聞く。

体を酷使している日本のアスリートは重度の貧血になっている人が男女を問わず多いという。アスリートの貧血は結果を出せないだけではなく、貧血はたんぱく質不足でもあるから、体をボロボロにこわしてしまうことにもなる。

海外のトップアスリートの中には、ヘモグロビン値が16以下という選手は殆どいないという。

当然フェリチン値もそれなりの数値を維持しているらしい。そうでなければ過酷な状態でいい結果を出せないのだ。

貧血・・・人間の体にとってスポーツをやっていれば尚のこと改善しなければいけないことなのだ。

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