「 栄養素とそのはたらき 」一覧

貧血を考える4- 鉄の「出納」

貧血を考える4- 鉄の「出納」

栄養たっぷりのバランスの取れた食事から鉄分を摂ったとしても、体に吸収されるのは約1mg。 人間の体は一日どれだけの鉄分を必要としているのでしょうか? 汗をかく、尿の排泄・便の排泄から体の外に出て行ってしまう鉄の量が約1mg・・・ つまり食事から摂った分をまるまる一日で使ってしまう事になります。 そして大変なことに生理のある有経の女性は毎月の出血で約60mlの血液を失い、その血液中に含まれる鉄分は約30mgといわれています。

貧血を考える 3- 食事からの鉄分吸収

貧血を考える 3- 食事からの鉄分吸収

貧血に必要な鉄分は私達の体の中では生成が出来ないので、食事から毎日摂ることになります。 毎日のバランスの良いほぼ完璧な食事をしたとしましょう。 どのくらいの鉄分が摂取できるか?およそ10mg位の鉄分が摂れるといいます。 おぉ~10mgも摂れるのか!!と嬉しくなった私。 けれど体の中に吸収される鉄は摂取量の10分の1。つまり1mgしか摂れないのだそう。 鉄は非常に吸収が悪く、食べたつもり、摂ってるはず、と思っていてもこの程度と知ったときは、正直がっかりしました。

ほっ、ほう~

ほっ、ほう~

第2子が帰省して早10日が経ちました。当然の事ながら私の近くにいないことも多く、そこそこブログも書けている・・時々不意打ちを食らってあたふたしていますが・・・ 食事も頑張って用意している。寮の食事はやはりタンパク質はもちろん足りないし、相変わらず野菜が少ないそう。 今まで乾燥肌で顔の皮脂も殆ど出ず、従ってニキビなどは無縁だったけれど今回帰省して顔を見て驚いた。

グルタミンの重要性 非必須アミノ酸のグルタミン

グルタミンの重要性 非必須アミノ酸のグルタミン

「グルタミン」や「グルタミン酸」を調味料の「グルタミン酸ナトリウム」と混同しないように。 『タンパク質を摂ることに慣れたら、プロティンスコアも気にしてみる』の所の非必須アミノ酸でグルタミンについて書いてみました。 このグルタミンは人間にとって重要な働きをする栄養素なので、私の分かった範囲で少し書いていきます。 重要な働きをする栄養素でありながら「非必須」となっています。 誤解のないように書くけれど、非必須だから大して必要ないもの、摂らなくてもいいものではないです。 現在では誤解のないように『準必須アミノ酸』と言われています。