グルタミンの重要性 非必須アミノ酸のグルタミン

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「グルタミン」や「グルタミン酸」を調味料の「グルタミン酸ナトリウム」と混同しないように。

『タンパク質を摂ることに慣れたら、プロティンスコアも気にしてみる』の所の非必須アミノ酸でグルタミンについて書いてみました。

このグルタミンは人間にとって重要な働きをする栄養素なので、私の分かった範囲で少し書いていきます。

重要な働きをする栄養素でありながら「非必須」となっています。
誤解のないように書くけれど、非必須だから大して必要ないもの、摂らなくてもいいものではないです。
現在では誤解のないように『準必須アミノ酸』と言われています。
(グルタミンは結構色々な食材に含まれているので摂りやすいことも理由で『準必須アミノ酸』となっています。)

どうして非必須というカテゴリーに入ったかと言うと、人間の体の中で合成ができるから。
昔は足りなくなることはない、というような考え方だったけれど、今はその時よりグルタミンの色々な働きや重要性が分かってきたので、体内で合成されるだけではなく、食事からも十分摂ることが大切だと言われている栄養素なのです。

グルタミンは人間の体の中で最も多く存在するアミノ酸として知られていて、主に骨格筋と言う筋肉の中に多く存在しています。
そしてあらゆる器官からグルタミンが放出され利用されています。

筋肉の中に存在していることから、運動のし過ぎで筋肉の修復が追いつかなくなると筋肉そのものを壊してグルタミンを使ってしまいます。
すると筋力増強どころか逆に筋肉が痩せてしまう事にもなりかねない・・

筋肉中のグルタミンか減ってしまうと、体内の他で使われなければならないグルタミンが不足して不具合が出てしまいます。

また子どもはまだ体内で十分なグルタミンを生成出来ないので、食事から十分に摂れないときはサプリメントでの補給を考えた方がいい場合もあり、特に激しい運動を毎日やっている子どもは不足がちになるのでしっかり食事を摂ることが重要になってきます。