貧血を考える 7- 子どもの貧血と成長

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子どもの貧血と成長

今回鉄分のことと貧血の事を調べていて、これらが子どもの成長にも大きく関わっていると知りました。

これを知っていれば私の子どもはもう少し充実した体格になっていたかも知れない・・

貧血で鉄分を補給するのはもちろんだけれど、忘れてならないのはやはりタンパク質。

タンパク質がないと鉄が十分利用できないのです。
どの栄養素もそうだけれど、必ずと言っていいほどタンパク質と一緒にとることが原則になります。

成長期の子どもは背も伸びるし体重も増える。この身長の伸びにも鉄が関わっていて、やはり足りないと伸びないといいます。

カルシウムばかり摂っていても伸びないのはこのため(骨の伸長にもカルシウムだけではなくタンパク質も必要)詳しくはこちら

胎児の成長と鉄

子どもは母親の胎内にいるときから驚異的な成長をします。これにも鉄が大きく関わっていると聞いて驚いてしまいました。

母親の胎内にいるときに母親から成長に必要な鉄をもらって大きくなる。

母胎はどんどん鉄を取られていくから、貧血になりやすい。

元々貧血の女性が妊娠したら胎児がもらうべき鉄が足りない・・・

貧血の程度があまりひどくない母胎でも、胎児が成長の為にどんどん鉄をとっていくから、妊娠の中期以降は貧血が病院から指摘されることが多い・・

先日、私の子どもの母子手帳を見る機会があり、見ていたら妊娠初期にヘモグロビン・Hb13.1g/dlあったものが、中期には11.6まで下がっていました。

当時はフェリチンは測定できなかったから不明ですが、一般の病院でさえ11.6はぎりぎりの数値。

たしか貧血予防にレバーを食べるよう指導された記憶があり週に何回かは焼き鳥レバーを買って食べてました。

貧血の母親から生まれた子どもは貧血・・・私自身は一般の病院の貧血の範囲にはぎりぎり入らなかったけれど、栄養療法の見地からすると立派な貧血でした。

子ども二人も間違いなく貧血だったはずです。(検査していないから分からない)

母親が貧血の状態で生まれて来た子どもは、アトピー性皮膚炎、心疾患、多動などの症状も出やすいといいます・・・・・

貧血がもっと進んでしまうと鉄剤などの処方がありますが、この貧血、実は早産にも関係しているというのでさらに驚きました。

何故なら母胎からもらう鉄がないとそれ以上体内で成長が出来ないということで早めに出て来てしまうのだとか・・・・もちろん早産の原因はこれだけでなくあくまでも原因の1つだけれど、それほど胎児にとって鉄は大事な栄養素なのです。(タンパク質も)

それからショッキングだったのは、胎児期の脳の成長は実にめざましく、鉄不足は酸欠で一番ダメージを受けやすい事から、胎児の脳も母胎の貧血がダメージを与えるというとてもショッキングなもの。

自閉症という病気も脳の発達に大切で必要な鉄が不足がすると上手くいかないことから自閉症の原因の1つと考えられているという情報もあります。

新生児は今後のめざましい成長のため母胎から沢山の鉄をもらって、フェリチン値で110位で生まれるといいます。

生後4ヵ月で生まれたときの倍の体重になりますが、すでに胎児の時にこの成長に備えて鉄を母胎からもらっていてこれを利用して大きくなるのです。

子どもはこの後高校卒業前後まで成長していくわけで成長期の子どもは慢性的な深刻な鉄不足とも言えるのです。

中学に入ると部活動などでスポーツをする機会が増え、成長に加えてスポーツによってますます鉄を消費し必要になりますが、今の食事から十分なタンパク質、鉄などが摂れているとは言いがたいです。

成長痛という成長期の子どもに多い病気があります。

ひざやかかとが痛くなり、進むと軟骨が飛び出ることもあります。

実はこれにも鉄不足が大きく関わっているというので本当に驚いてしまいました。

現在妊娠中の方、これから妊娠症と思っている方、成長期の子どもを持つご両親、そして成長期にある当の子ども達のみなさん、タンパク質を中心に鉄分をたっぷり摂って下さいね。

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