ビタミンB1を消耗する、ワクチン摂取
4月終わりからメキシコを中心に大流行している「豚由来のインフルエンザ・H1N1」
再度、書くけれどこのインフルエンザは「新型」ではない。
新型、と言っているのは日本だけというのを覚えておいて欲しい、とは感染症のスペシャリストの言葉。
今現在日本では、新型インフルエンザかどうかという診断は、正確にはやっていないそう。
なぜかというと新型といわれるインフルエンザはロシアA型由来ともいわれて、その先、新型なのか今まであった型なのかを詳しく分析していたのだけれど、それをやっていると時間はかかるし、そうしている間にリレンザを投与すべき時期を逃して重症化する可能性があるとのことで、そこまで詳しくやらずに診断が下されているのが実情とか。
つまり香港A型など他の型ではないロシアA型と診断されれば、即「新型」ということにしているのだそうです。
そしてすぐリレンザを投与されている。
豚由来の今回のインフルエンザ(新型)は下気道感染といって喉より下の方、肺に近い所で感染・増殖する為、肺炎になりやすい。その肺炎防止の為にもいち早くリレンザの投与が行われるということ。
豚由来のインフルエンザはもう30年以上前にアメリカでも流行っていて今のとは当然少し型が違うらしいけれど、大流行したらしい。
その時、やはりワクチンを造り投与して、ある程度の効果が上がったらしいけれど、大問題が起きた。
日本ではあまり話題にもならなかったのか、はたまたもう随分前の事なので忘れられているのか分からないけれど、副作用として「ギランバレー症候群」に罹って中には亡くなる方も多かったといいます。
アメリカでは大問題になって今も保証が続いているとか・・。
ギランバレーはビタミンB1欠乏で起こる末梢神経の障害です。
ワクチンに限らず、全ての医薬品、注射、インフルエンザをはじめ、風邪などによる発熱でも特にビタミンB1が激しく消耗する。
このワクチンではそれが非常に顕著に出てしまった副作用だったのでしょう。
ワクチンを打った方はビタミンB群の補給をたっぷり・・・。