タンパク質を摂ることに慣れたら、プロティンスコアも気にしてみる6-
非必須アミノ酸もお勉強 システィン 傷の治癒の促進。 ブドウ糖の代謝 皮膚へのメラニン色素の沈着を防ぐ 解毒作用に関係する。 タウリンの前駆体。
《女性の健やかな一生をサポート&女性のミカタ》ふじもとひろみ
非必須アミノ酸もお勉強 システィン 傷の治癒の促進。 ブドウ糖の代謝 皮膚へのメラニン色素の沈着を防ぐ 解毒作用に関係する。 タウリンの前駆体。
成長に関与するアミノ酸は上記の中のようにリジン・スレオニン・ヒスチジンなどがある。成長期にタンパク質が重要なのはご理解頂けるでしょう。タンパク質は筋肉も骨も臓器の成長にも(もちろんこれ以外でも)必要な訳。 昔は人間に必要なタンパク質(アミノ酸)は子どもであろうと大人であろうと変わらない、としていたようだけれど、生まれてすぐの赤ちゃん、乳児、幼児ではそれぞれ必要なタンパク質(アミノ酸)や量は違う。 手元に詳しい資料がないので書かないけれど、年齢によって必要なアミノ酸が必須、非必須アミノ酸に関わらず突出していて、必要な量と共に年齢によって変化しているのは興味深かった。
バリン・イソロイシン・ロイシン この3つはBCAAとも呼ばれている。 BCAA=Branched Chain Amino Acids・分岐鎖(ぶんきさ)アミノ酸 体の必須アミノ酸の約40%を占めるもので、唯一筋肉にまず始めに取り込まれて代謝される。スポーツをする人がBCAAのサプリメントを飲むのが流行?のようになったので、名前だけでもご存じの方も多いはず。筋肉のエネルギーになるので利用しているアスリートも多いらしい。
スコアが低い物ばかりを食べていると、食材に含まれるアミノ酸の種類が少ないのでバランスが悪く、必要なアミノ酸が摂れない。 それでもタンパク質は摂らないよりは摂った方がいいので食べるわけだけれど、アミノ酸バランスが悪いと(その食材に)含まれるアミノ酸の一番少ない所でしか利用されていかない、と言うことが問題なのですね。 完全なアミノ酸バランスの場合、必要なタンパク質を十分に作ることが出来るが、1種類でもアミノ酸の量が足りない場合、充分なタンパク質を合成することが出来ない。
プロティンスコア、アミノ酸スコアと呼ばれている。それぞれ制定された年も考え方も違う。 色々調べているところだけれど、資料によってどちらが正しいとか採用するかなど考え方はまちまち。(分かり次第書きます) どちらにしても食材の中に含まれるタンパク質の質を数値で表したもの。 完全食品と言われる卵。卵の中のタンパク質は殆どすべてのアミノ酸(1月19日・おさらい・参照)を含んでいて、卵のアミノ酸組成は人間の体のタンパク質の組成とよく似ているので人間の栄養として必要で理想的であると言われています。