「 2009年02月 」一覧

人間は草食動物ではない根拠 4-4 肉食に適さない顎?

人間は草食動物ではない根拠 4-4 肉食に適さない顎?

「人間が肉食ではなく草食であるというのは、顎を見ても分かる」というのをネット上で見たことがある。 肉食なら顎もしっかりしていなければ食べられないというのだ。 所がヒトは道具を使うこと、火を使うことで(何百万年と時間はかかったが)それを補ってきたのではないかと思う。 道具を使う→食べにくい肉を細かく分けて食べやすくする 火を使う→肉などのたんぱく質に火を通し、調理することでさらに食べやすくする

人間は草食動物ではない根拠 3-4 ヒトが「草食」まがいの生活を始めた頃・・

人間は草食動物ではない根拠 3-4 ヒトが「草食」まがいの生活を始めた頃・・

ヒトはもともと肉食だった。 今までそんなことは私自身はっきりと認識したことがなかった。 と言うのも、色々な説が昔から言われていて、ここまではっきり「肉食」と言い切っている文献に出会わなかったからだ。 人類の歴史(進化は遂げてきたわけだけれど)で農業を始めたのは約1万年前。このころから穀物(植物の種子)を食べることによって「草食」まがいの食生活が導入された、と昨日までにご紹介した『アミノ酸セミナー』の本に書いてある。

人間は草食動物ではない根拠 2-4肉食動物と草食動物の違い

人間は草食動物ではない根拠 2-4肉食動物と草食動物の違い

動物の体の仕組みというのを学生時代のどこかで勉強したようなしないような気がしているけれど、殆ど記憶がないです。 例えば牛。草食動物だが、私が覚えているのは、「胃が4つあって反芻しながら消化吸収していくもの」と言うくらい。 草食動物がすべてこのような反芻機能を持っているわけではないけれど、この仕組みによって「草」しか食べていなくても必要なアミノ酸を吸収して生きている、と言います。 反芻している間に、体内に持っているバクテリアで草を発酵させ体に必要なアミノ酸を自分の体の中で造り出し、利用しているといい、肉を食べなくても生きていくために必要なアミノ酸は自分自身で造り出している訳です。

アミノ酸の工業生産・・日本は最も進んでいる-本の紹介アミノ酸関連の本をご紹介

アミノ酸の工業生産・・日本は最も進んでいる-本の紹介アミノ酸関連の本をご紹介

昆布のうまみ成分としてグルタミン酸が発見されたのは、1907年(明治40年)、池田 菊苗博士(東京帝国大学)によってだった。1909年にはグルタミン酸のうまみ調味料として『味の素』の発売を開始しました。 世界で初めて工業化に成功したのが日本で、お馴染みのうまみ調味料である味の素がそんな昔からあるとは知りませんでした。 アミノ酸の研究はその後も発展をし、世界をリードしてきています。 1世紀の間に調味料に留まらず、食品、医薬品、動物飼料、化粧品、農薬等々幅広く応用され利用されています。