以下の項目は、血糖値が上がったり下がったりすることで心身共に
症状が出るもので、血糖調節異常から来る、低血糖症の症状が多い事がある。
下記の症状にも低血糖症が関わっている事が多いけれど、栄養欠損が関わっている場合も多い。
1・『目がチカチカする、目の奥が痛い、眼球の痛み』
このワードでブログを書いたのが、バレンタインデーの頃。あのころはこれらのワードで毎日かなりの数の検索があって驚いた。
その後も毎日必ず検索されている。目や脳の病気などがない場合、食生活などを振り返って思い出すと参考になるかも知れない。
栄養欠損では、鉄分の不足、つまり貧血Hb(13~15g/dlは欲しい)、貯蔵鉄(フェリチン)の枯渇で起こりやすい。たんぱく質もしっかりとる。
眼球の痛みには、後頭部や時には首のあたりを温かいタオルで温め、軽いマッサージをすると痛みが和らぐ人もいる。
・症状が出る何日か前、または何時間か前に甘い物を
とりすぎませんでしたか? (疲れたからと甘い物を取っていませんか?)
・アルコールやカフェインのとりすぎは?
・睡眠不足、ストレスが多くないですか?
・肩こり、パソコンのやりすぎなどないですか?
目の奥の痛みや激しい頭痛、時には吐き気やおう吐も伴う。
2・『異常な眠気・・昼間の異常な眠気・食事中の眠気・寝ても寝ても眠い』
眠気は、食後、人によっては食中にインシュリンの分泌が上手くいかず血糖値が上昇、あるいは急上昇したあと、急激に下がってくることで眠気が襲ってくる。血糖値を急に上げないための食材、食事に気をつけて、ゆっくりよく噛んで食べる。早食いはインシュリン分泌に関わるので避ける。炭水化物を減らし、たんぱく質を多めにとる。
「寝ても寝ても眠い」「朝起きられない」などは、低血糖症によって、十分なエネルギーが作り出せないと共に、疲労傾向にあるため。ビタミンB群不足などからも起こる。
(甘い物、炭水化物、アルコールなどのとりすぎによってビタミンB群が大量に消費された結果、起こりやすくなる)血糖の調節のため分泌された(少なすぎたり、過剰であったりなど)アドレナリン、ノルアドレナリンなどのバランスが悪く、心身不調になりやすく、その為必要な食事や栄養が規則正しく取れない、また運動不足などで自律神経が乱れることによって起こる。
これが繰り返されると慢性疲労になりやすい。