一日3食で1回は少ない?・・・尾籠な話で恐縮・・・
きちんとした食事が前提になるけれど、食事回数、ある程度の量と内容で排便の回数も変わってくる。
勿論、個人差や状況などに影響があるけれど、従来から言われている一日1回の排便では、量が少ないように思う。
やっぱり食べると違うねぇ~
更に尾籠な話で・・・
我が家が栄養療法を始めたのは、今から約3年前。
栄養が大切で、食事の内容をがらっと変えることになった。
慣れと言うのは怖い物で、毎日食べていた傾向を覆すのは簡単ではなかった。けれど呪文のように唱えながら、たんぱく質の多い食事、品数を揃える事でだんだん何とかなって言った。
そんなとき夏休みの終わりに当時大学1年になっていた第一子が帰省した。
この子もどう見ても栄養欠損だったし、どうも寮で提供される食事を十分食べていないのが分かった。朝は「起きられないから食べない、夜はバイトが長引くと食べられない」などと言っていた。
親というのはこういうときこそ食べさせようと頑張る・・
朝から肉類、卵、牛乳。
昼は肉入りの炒め物に焼き魚と豆腐、納豆など・・と言うように我が家にしたら昼から結構豪勢だったし、夜は魚も肉も煮物も具だくさんのおみそ汁、その他もとせっせと食べさせた。
おかずのたんぱく質を食べて欲しいからご飯は極力少なく・・・
翌朝・・・
「おかあさん、やっぱり食べていると、出る物が違うね~」
「量も質も、全然違うんだねぇ~」
「やっぱり食事は大事なんだねぇ~」
と親に似て単純な我が第1子。えらく感動している・・・
物の通りだけれど、量が少なければ当然毎日出ない。量を食べていたと思っていても、内容が野菜ばかり、炭水化物ばかりだとその後の出方が違ってくる・・・
そして、私の経験からだけれど、たんぱく質を食べる量が足りないと、すんなり行かないようにも感じている。
更に栄養が足りないと胃の調子も悪いし、腸の状態も悪い。調子が悪いからと食べるものを控えたり、消化のいい炭水化物ばかり食べていると、胃壁・腸壁も正常に形成されないし、消化液・胃液などの分泌も減ってしまう・・・
消化不良などの悪循環になってしまうので、調子が悪いときほど、少しずつ、何回かに分けてでもいいから食べないとダメなのだ。(特にたんぱく質のもの)
便秘だと悩む前に、食生活を見直してみませんか?