「 タンパク質不足 」一覧

タンパク質不足を診る!!・・血液検査の項目から5-6 HT(ヘマトクリット)・・基準値・男40-52 %・女34-44%

タンパク質不足を診る!!・・血液検査の項目から5-6 HT(ヘマトクリット)・・基準値・男40-52 %・女34-44%

採血した血液を試験管に入れて置いておくと、黄色い液体部分と固形の赤い沈殿部分の2層に別れる。 上部の水分部分が「血清」と呼ばれる部分で、アルブミンが多く含まれている。下層部の赤い沈殿部分の99%位が赤血球が占める。 ヘマトクリットとは血液中にある赤血球の割合を示す。この割合が50%を超えてくると、アルブミンを含む血清部分が減ってしまう。 たんぱく質不足でアルブミンが減ってしまうことを先日書いたけれど、この結果固形部分が濃くなってしまう。水分不足、脱水などでも濃度が濃くなり、ヘマトクリットが高くなることで血液に粘り気が増し、血流が悪くなり血栓も出来やすい状態といえる。 ヘマトクリットが低い人は赤血球の量が少ないということで、貧血となる。

タンパク質不足を診る!!・・血液検査の項目から4-6 BUN(尿素窒素)・・基準値8.0-20.0 mg/dl

タンパク質不足を診る!!・・血液検査の項目から4-6 BUN(尿素窒素)・・基準値8.0-20.0 mg/dl

尿素窒素の検査は腎臓の機能を知る1つとして知られています。 尿からでる窒素量を測ったもので、エネルギーとして使われたタンパク質の残骸は、肝臓で尿素窒素に変えられ、腎臓で濾過されて尿となって排出されるもの。尿排出障害があると数値が上がる。(腎臓疾患など)また食事を摂らず絶食したときも数値は上がる。妊娠で数値は下がる、となっています。 口から摂ったタンパク質量を知る目安としても利用できる。

タンパク質不足を診る!!・・血液検査の項目から2-6

タンパク質不足を診る!!・・血液検査の項目から2-6

総タンパク質とは、血液中に含まれる様々な種類のタンパク質の総量を示します。 アルブミン(後日説明)と同様に重要なもので、その値は大体一定で、そうそう変化するものではありません。 基準値は6.5-8.0だが、7.0以下はタンパク質不足を疑う。 値が低すぎても高すぎてもタンパク質を補給しなければなりません。 8.0以上は脱水などを疑った方がよく、値は高ければいいというものではありません。 理想は7.4位。(詳しい血液検査項目で総合的に判断します)

タンパク質不足質不足を診る!!・・血液検査の項目から1-6 タンパク質不足質不足といわれても・・

タンパク質不足質不足を診る!!・・血液検査の項目から1-6 タンパク質不足質不足といわれても・・

「不足って言われても食べてますよ」と知り合いにむっとして言われたも・・トホホ この方、当時妊婦さんで貧血を病院で指摘されて鉄剤を飲んでいた。で、お節介なおばちゃんは一日どのくらい食べているか聞いた訳。 一番分かりやすい例で赤みの牛肉を一日500g~600g摂ればだいたいのたんぱく質は摂れるとされている。 けれどこれは普通の人の場合で、妊婦・授乳期はこれでは断然足りない。