反応性低血糖症と無反応性低血糖症1/2

反応性低血糖症とは・・・

文字通り、食後の血糖値の上下する反応が強く出るもので、インスリンが過剰分泌になることが多く、またインスリンが効かない、インスリン抵抗性を示している。(空腹時血糖値より、1.5倍以上の上昇)

食後の血糖値が急激に上がり、上がった分急激に下がりやすい。それが下がり始める時に、カテコラーミンが分泌され始めるが、このホルモンは視床下部に働き、体温を上げる働きがあるので、人によっては食後しばらくして体温が上がる。(平熱よりやや高めになる人もいると言う)しかし、一方で体の冷えや筋肉が張ったような感じや凝りを感じる人もいる。

このタイプは、甘い物のとりすぎ、飲酒、不規則な食事、運動不足などで病気が悪化させる大きな原因となっている事が多いと言われているが、症例の中には高脂血症、糖尿病の人も多く、複数の原因が関わっているものがある。

反応性低血糖症は糖負荷後(食後)4時間で血糖中のブドウ糖が最低になる場合が多く、血糖値が下がって行くにつれアドレナリンの分泌が始まる。アドレナリンの分泌が始まってしまってしまうと、心身の不調が出やすいのでこれを予防するためには、アドレナリンが分泌を始める前に、プロティンなどのサプリメントをとったり、血糖値を急激に上げない軽食をタイミング良くとると避けられる。

これも各人の血糖値やインシュリンの分泌曲線を元に、血糖値が下がり始めるのはどのくらいの時間か、軽食をとる内容やそのタイミングが違ってくる。

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