汗は大敵なれど、汗をかかないのはもっとモンダイ・・
夏到来!! 毎日、口をついて出る言葉は「暑い!」・・・
今の人たち、私から見れば体温調節がちょっと苦手の様に感じる。
暑いのもダメ、寒いのもダメ・・・そもそも人間は、暑さ、寒さにある程度耐えられるように、体温を調節出来るようになっている。それを超える調節は衣服や冷房、暖房など・・・けれど、空調設備の発達でこの頃はこの人間本来の調節が上手くいかない人が多いように思っている。
私は暑いときに暑いのはある程度平気。寒いときに寒いのはやや苦手だけれど、大丈夫。当たり前の事だと思っていたけれど、よそのお宅やデパートやその他の人の集まる施設などの温度設定は大概、きつすぎる・・暑いときに寒いのがダメ、寒いときにあったか過ぎるのがダメ・・・
地球温暖化で設定温度も高め、低めを推奨しているから少しはいい。
話がそれたが、特に夏の汗には気を付けなければならない。
汗をかくことで体温調節をしているわけだけれど、汗をかく事によって大量のミネラルが失われる。
低血糖症の人に限らないけれど、心身共に不良気味の人にとってますます体調を崩す大きな原因になってしまう。
けれど、汗をかく事も大切・・・
冷房の効いた所で過ごすことが多いと、汗腺の機能が低下してしまう。低下すれば体温調節が上手くいかなくなる・・暖房も同じ・・人間は楽な方に調節してしまうのだ。
暑さに耐えられる個人差は、その人が持っている汗腺の数で決まる。熱帯地方で育った人は汗腺の数も多く、暑さに強い。汗腺が多くあると汗を沢山だして早く体温を下げる事が出来るという。
この汗腺の数、生まれてから3歳までの暑さに対する環境で決まるそうだ。
暑い日に赤ちゃんの為といって冷房の中でずっと過ごしてしまうと、汗腺の数も育たず、暑さに対する耐性も弱くなる・・・けれど日本の暑さはこのところ尋常ではないから、冷房がよくない、とは言えないけれど、朝から晩までずっと冷房の中にいるのは考え物・・・上手く使いたいものだ。