相次ぐ芸能人のがん死
肝臓がんで急逝した名俳優に続き、先日もまたお一人肺がんで俳優が亡くなった。
このお二人とも私は好きな俳優だったので、とっても残念だ。
がん細胞は酸欠が大好き
このGFPは人間の体の中で増殖するがん細胞の追跡などにも役に立っていて、将来的には手術中に緑色に光るのにくっついているがん細胞を、取り残しがないようにする事が可能になるかも知れない、と別の研究者がテレビで言っていた。
がんはがん細胞が体の中で増殖して出来、あちこちに転移する、最後には人間の生命を奪う・・・
このがん細胞は日々人間の体の中で作られては、免疫の働きで消えていく、と言うのは以前も書いた。
この免疫などのバランスが何らかの理由で崩れて、がん細胞が消えずにどんどん増えていくことでがんが発症する・・・
がん細胞が増えていく原因の一つに、『体内の酸欠』があると言う。酸欠・・・簡単に言ってしまうと、つまり血管の中に流れている血液は酸素と共に栄養なども体の隅々に運搬している。
体の末端まで血液と共に大切な栄養が運ばれなくなる・・・これは問題なわけだ。難しい生化学とか医学的な事を全く知らなくても、何となく分かる。
この働きが十分に円滑に行くためには、血液中に豊富な酸素がないと出来ないらしい。
とすると、酸素が少ない血液だとこれによって体の隅々に酸素が運ばれないだけでなく、大切な栄養も行き渡らない、と言うこと・・・
「がんは究極の栄養欠損」と言うことからも、栄養不足(大きな欠損はやはりたんぱく質不足)になると言うのは良くないのだ。
口から入る食べ物も貧弱だったとして、更に十分に栄養が運ばれない、としたら・・・
がんでなくても何かしらの不都合が起こっても不思議はない。
がん細胞は、理由はよく分からないが、「酸欠」が大好きで、酸欠状態の所にがん細胞が張り付き大きくなっていくと言う話を専門家から聴いた。
「酸欠」つまりこれは貧血なのだ。
がんの人には貧血が多い、と言うのはよく知られている。現に亡くなった私の実母も義母の血液データーもヘモグロビン値が10g/dlとか9、たまたま見つけたデーターは8.8なんてのがあって、びっくりした。
けれどがんが発症する以前から、どうも貧血が一つの原因なっていると言うのだ。
貧血があるとがんになりやすい、がんになると貧血が進む、と言うことのようだ。
有経の女性は特に貧血が多いが、ヘモグロビン値が13~15g/dlは欲しいと言う。(勿論フェリチンもせめて80~100ng/ml以上は欲しい)
男性は最低でも15以上、フェリチンは100以上。
がんだけではなく、貧血は精神疾患やアトピーなど心身の不調に繋がるので、ぜひ意識して改善して欲しい。