IgE抗体値が下がる訳・・アレルギーは治る 4-7 バリアをしっかり作る
体に入ってきたアレルゲンを敵と見なして防衛軍の兵士を増強してしまうことで、アレルギー抗体値のIgEの値が高くなっていく。 敵と見なせば見なすほど高くなってしまう・・・ だから体に入ってこないようにするか、入ってきても何とか追い出すように出来ればアレルギー反応は出なくなる・・・ バリア、プロテクターがしっかりしていれば、いいのだけれど、ではどうすればいいか?
《女性の健やかな一生をサポート&女性のミカタ》ふじもとひろみ
体に入ってきたアレルゲンを敵と見なして防衛軍の兵士を増強してしまうことで、アレルギー抗体値のIgEの値が高くなっていく。 敵と見なせば見なすほど高くなってしまう・・・ だから体に入ってこないようにするか、入ってきても何とか追い出すように出来ればアレルギー反応は出なくなる・・・ バリア、プロテクターがしっかりしていれば、いいのだけれど、ではどうすればいいか?
アレルギーを起こさせないようにするには、アレルギーの元(アレルゲン)になる物を体の中に取り込まないことで、その発症を抑えることが出来る。 体の中にアレルゲンを入れないという人間の機能は勿論誰にでもある訳だけれど、アレルギーの出る人、出ない人、出ても軽い人、ひどい人色々いることの差は、やはり体外にどれだけ排出出来るかどうかにかかっているという。
このIgE抗体値を調べるには、血液検査でどのくらいの数値なのかが分かる。 本来なら、この抗体検査をしてどのくらいの数値なのかを見極めた上で、アレルギー体質かどうかを判断するべきだけれど、皮膚炎などで病院に行っても、大概は皮膚の状態を診ただけで、なかなか血液検査をしてまで診断しないのが実情、というのを聞いて私の経験からも確かにそうだ、と実感している。
体の中に細菌・ウィルスなどが体の中に入ってきたときに排除するために戦ってくれるものを「免疫システム」というけれど、アレルギーはこの免疫システムが過剰に反応したりして、本来排除しなくてもいいものにも反応して体にとって「敵」と認識してしまい、この事をアレルギーといいます。体にとって良くないものが体に入って来たときに、異物(敵)と見なして、その物質に対して抗体を作る。 この抗体の一つの型の名前がIgEといって、体に入って来て反応するまでが比較的早く、15分から20分、数時間くらいで出るものをいいます。(人によって差がありますがそれ以上経って出る人もいます)(他にIgA ・IgG・IgM などがある)
血管を強くすれば、ちょっとやそっとのことでは破れない。 脳出血などが恐れられているけれど、要は破れなければいい訳。 よく言われるのは、高血圧があると脳出血(脳血管疾患)などにも悪影響を及ぼすのは、よく知られている。 細かったり、血管の膜が弱かったりする所に、圧が高くなると破れる可能性が高くなるのは物の通り。 では血管が破れないよう、強く丈夫に、しなやかにするには? 血管は、やっぱり言わずもがな、たんぱく質から出来ている。血管自体は、実は何層にもなっていて元々そんなに柔ではないらしい。