「 栄養素とそのはたらき 」一覧

あらゆる精神神経症状が出る-ビタミンB群(ビタミンB6)6- 

あらゆる精神神経症状が出る-ビタミンB群(ビタミンB6)6- 

精神疾患を患っている人の中には、たびたび書いているように栄養欠損が関わっているし、特にタンパク不足・鉄不足がかなり影響があることが栄養療法ではいわれ、足りていなかった栄養素を補う事だけで、症状が緩和されたり治ってしまう例もたくさんあります。 またご存じの様に血糖調節異常(低血糖症)がある場合、精神疾患を伴う確率は非常に高いし、血糖の調節や糖の代謝にはすべてのビタミンB群が関係しているので、ビタミンB群の内の1つでも欠乏してしまうと、糖の代謝に異常が出るといいます。

妊婦がビタミンB6不足だと・・つわり・自閉症にも関わりが? ビタミンB群(ビタミンB6)5-  

妊婦がビタミンB6不足だと・・つわり・自閉症にも関わりが? ビタミンB群(ビタミンB6)5-  

これは妊娠中のお腹の中の胎児の生育にも非常に重要で関係深いビタミンでもあります。 なぜなら脳の形成、脳を中心に全身に巡らされる神経形成などにも関わっているから。 ビタミンB群に関する話を聴く機会があり興味深かったのでご紹介。

てんかん・ひきつけとビタミンB6不足が関係?・・・ビタミンB群(ビタミンB6)4-

てんかん・ひきつけとビタミンB6不足が関係?・・・ビタミンB群(ビタミンB6)4-

ビタミンB群は神経伝達などにも深く関わっているから、不足すると思わぬ所に不具合が出ます。 神経質になる、過敏になる、気難しくなる、しびれ、脳にトラブル、認知症、自閉症などなど。 てんかんや引きつけにもビタミンB6不足が関わっていることがあるといいます。 てんかんと診断され薬を処方されていた患者が、詳しい血液検査をしてみたら実はビタミンB6不足だということが分かり、栄養療法でビタミンB群を補っていったら症状がなくなった、という例もあるとか。

ギラン・バレー症候群とVB1不足・VB群(ビタミンB1)-2  ギラン・バレー症候群(GBS)

ギラン・バレー症候群とVB1不足・VB群(ビタミンB1)-2  ギラン・バレー症候群(GBS)

このギラン・バレー症候群は上記の引用部分にもあるように「急性の運動麻痺をきたす末梢神経障害」であるらしい。 ギラン・バレーを発症する原因は1つではないだろうけれど、原因で多いと思われるのが何とビタミンB1の極度な不足も深く関わっているのだそうだ。 ご存じビタミンB1に限らずビタミンB群は代謝に関与するだけではなく、あらゆる神経伝達に深く関わっているから、話を聴いて何となく納得してしまった。 何故ビタミンB1不足がギラン・バレー症候群を引き起こす原因の1つなのかの専門的な説明は聴かなかったけれど、神経伝達物質としての働きをするビタミンB群は私達が思っている以上に大切なのは間違いないのです。