ナイアシン=ビタミンB3

ナイアシンとは

栄養療法でしばしば登場するナイアシン。

私も名前は聞いたことある程度で、当時は何のために処方されているのかさえ、全く何も知りませんでした。

ビタミンCを使った栄養療法でも有名な、Dr.ライナス・ポーリングと同じように栄養療法を行い、ナイアシンを使って統合失調症などの治療をしている(現在90歳を超えられているが、現役)カナダのDr.エイブラハム・ホッファー先生が有名です。

統合失調症を治す―栄養療法による驚異的回復!

統合失調症を治す―栄養療法による驚異的回復!

  • 作者: エイブラハムホッファー,A. Hoffer,大沢博
  • 出版社/メーカー: 第三文明社

分子栄養学(分子整合栄養学ともいう)の分野で、また学会では有名かつお二人の偉大な功績が称えられています。

Dr.ホッファーによると統合失調症などの精神疾患の原因に、分泌されたアドレナリンが酸化することによって作り出される、『アドレノクロム』という物質に変わるけれど、これが特有の精神症状、幻覚や幻聴、妄想などを引き起こすといわれています。→後にこれは否定されました。

ナイアシンは簡単に言ってしまうと、酸化したアドレナリン=アドレノクロムの量を減らすことができる、という栄養素です。

アドレナリンが酸化してできるアドレノクロムは、当然の事ながらアドレナリンが元になっています。

アドレナリンが過剰に分泌されて処理しきれなくなると、アドレノクロムに変化する訳なので、ナイアシンはアドレナリンの過剰な分泌も抑える効果が期待できる、という栄養素でビタミンB群の仲間です。

素人の私が言うより、分かりやすく書いた本が出ていますのでどうぞご参考になさって下さい。

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