ビタミンCといえば・・・
ビタミンCといえば、ライナス・ポーリング。
ライナス・ポーリングといえばビタミンC・・
ビタミンCの研究などで有名で、栄養療法のおおもととなった考え方を確立したことでも知られる。
「分子整合栄養医学」はOrthomolecular・オーソモレキュラーの言葉が元になっているがこれもポーリング博士の造語だという。
DNAのらせん構造をほぼ完成に近い形で解明していたともいう。
ノーベル賞を2回受賞した事でも知られている。(ノーベル化学賞とノーベル平和賞)
ポーリング博士は医師ではないけれど、化学者でありながら当時も現在も医学界にも大きな影響を与えている。
特に最近日本でも序々に行われているガンの高濃度ビタミンC点滴治療は、アメリカでポーリング博士の弟子達が確立させたものだ。
人間は体内でビタミンCを作れない
これを聞いたとき、「じゃあ、他の動物は体内でビタミンCが作れるのか?」と不思議に思った物だ。学生時代の生物などの時間に習ったような記憶があるような、ないようなことなのだけれど、栄養療法を知り、それを始めてから認識した次第。
人間は猿人から進化する頃だったかに、それまで体内でビタミンCを作れていたのが出来なくなったそうだ。
人間の他にチンパンジーとモルモットが同様にビタミンCの生成が出来ないと言う。
このビタミンC、体内で実に多岐に渡る重要な役割をしている。知らないことばかりがある私だけれど、ビタミンCの働きも同様に興味深く大切なので少しずつご紹介したい。