低血糖症治療の会
1月23日に参議院会館で厚生労働副大臣 渡辺孝男氏・参院議員鰐淵 洋子氏、9都県の地方議員雄志が出席して行われた低血糖症に関する勉強会での事を含めた報告が「低血糖症治療の会」で行われた。1月26日参照
「低血糖症治療の会」は今回勉強会を開いたマリヤ・クリニックに通院する患者を中心に構成されている会で、年に1~2回総会の形で患者同士の交流や勉強会、資料の収集、会報の発行等を行いながら、患者、そしてその家族と共に低血糖症の治癒に向けて協力しながら社会にも啓発していくという活動を行っている。
詳しくはこちら『低血糖症治療の会』
この会の総会が1月29日に行われ、会の会員である方から先日参議院会館で行われた低血糖症に関する勉強会の報告について貴重な情報の一部を頂きました。感謝致します。
低血糖症治療の会の出席者は元鹿児島大学医学部神経内科教授の納光弘氏、地方議員の皆さん等。
納先生は去年11月にマリヤクリニックで自らが5時間の糖負荷検査(OGTT)を受け、その事がきっかけで納光弘氏が協力し、先日の議員会館での勉強会に繋がったそうです。
納先生はその後知人50人に5時間の糖負荷検査をする予定で、低血糖症治療の会総会が行われた、29日の前日までの時点で25人検査が終わったといいます。
この検査を行うのに健康に自信のある人50人を集めたそうで、自ら健康だと思っている人が糖負荷検査でどのような血糖曲線が描くのかを検証していくのではないかということ。
結果が全部出たら是非何らかの形で公に発表して欲しいと思っています。
また低血糖症治療の会の顧問を務める大沢 博氏は多くの人々が「低血糖症」でありながら、精神疾患とされてかえって薬漬けになっている実態と、多くの凶悪事件や事故の原因に「低血糖症」があること、治療の受け皿がないことを指摘された、といいます。
そして議員会館で行われた低血糖症に関する勉強会では、渡辺厚生労働副大臣、鰐淵洋子厚生労働部会副会長らは、これらの説明に同意し、善処を約束され、全国から出向いた地方議員も内容に驚かれ、協力を申し出たということです。
低血糖症への正しい理解・診断・治療、そしてせめて検査が保険適用になるように、それをかえていくことが出来る立場に近い方々に是非実現に向けてご尽力頂きたいと思います。