世の中の認識
日本人は特に炭水化物(糖質)の食事に偏っていると思っている、と度々書いているが、そろそろ意識を変えていかなければならないのではないか?と心の中では思っている。
巷にあふれる健康関連の雑誌や本の中には、特に動物性のたんぱく質を減らすように書いてあるものや、炭水化物を積極的に食べるものなど色々で、ともすると混乱必須な感じさえ受けてしまう。
炭水化物を中心にとるというのは、間違ってはいないと思う。けれどだからと言ってよぉーく食べたものを考えてみると一日の総量で、間食や軽食を含めて炭水化物(糖質)の量が多くないだろうか?
もう一度しっかり見つめて欲しい。
成長期やストレスが多い、体調が悪い、低血糖症である、精神的にトラブルを抱えている、病中、病後であるe.t.c.
これらが少しでもあるなら、体重1キロに対し約1gのたんぱく質摂取が基本だけれど、これでは圧倒的に足りないのを考えたとき、単純に減らしてはますます調子が悪くなり、例え現在何でもなくても特に成長期の子どもは、我が子のように思春期を迎えたとたんあちこちに不調が出るから要注意だ。
夕飯はごはんにうどん
子どもにこの間会ったときに、寮の食事を改めて聞いてびっくり仰天してしまった。「珍しくないよ」とさらりと言ってのけたのにはますます心配になった。
スパゲッティーにご飯、ラーメンにチャーハンの組み合わせもあるとか・・
子どもは今までこの組み合わせの食事は自宅でしたことがなかったので、最初はびっくりしたらしいが「炭水化物避けていたら、食べるものないよ!!」と言う。ごもっともではありますが・・・
「成長期らしくって、お腹が空いて空いて、よく食べるんだぁ」
ちょっと待ってよ!!
それって危ないの忘れた??
これは以前にも書いたけれど、炭水化物(糖質)を食べたのが多い時にも現れる
状況・・低血糖症の1つの症状とも言える物・・
血糖値を上げやすく、上がったために必死で下げようとして副腎や膵臓が疲弊してしまう・・・
よく「腹持ちがいい」とか悪いとか言うけれど、たんぱく質摂取が少ないとどうしてもすぐお腹がすくのも事実。
それでも「前より食べてるし、元気だし」と言う。
それはそうなのだけれど、ずっとこの状態を維持できる保証はない・・
本人にしっかり自覚してもらわないと・・・
やれやれ、心配は尽きないけれど、仕方ない・・・