お醤油にはまっている
「調味料を考える・・お醤油編」は何回かに分けて書いていきます。
日本人なら誰でもが使う醤油。
好き嫌いがあるかもだけれど、案外そんなに嫌いな人はいないんじゃないか、というくらい日々の生活に欠かせない存在ではないでしょうか。
私は醤油味が大好き。大好きなステーキにもちょろっと醤油をかけることがあるし、出汁を利かせた澄まし汁やめんつゆなども好き。
醤油にはまったのは「小豆島」に旅行してから。
香川県の小豆島はご存じ瀬戸内海の島で、対岸の岡山県の港からフェリーで約70分で行かれます。
オリーブの産地としても有名。
小豆島には現在減ったとはいえ、古くからの醤油蔵がいくつもあります。
そんな醤油蔵を巡ってから醤油に興味が湧いて、どこかに旅行するたびに地元の醤油を買ったりして楽しんでいます。
醤油風の醤油にご用心
こだわり醤油じゃなくても近所のスーパーで買えるわけですが、ここで注意点。
必ず裏書きの成分表示をよく見て買うことをお勧めします。
醤油の原材料は
大豆
小麦
塩
の3つで実にシンプル
ですが、これだけにとどまらず色々なものが添加されていたりします。
例えば
カラメル色素・・色を濃く付けるため。本来の材料で工程を踏み作られていれば着色は不要なものですね。
タンパク質加水分解物・・本来なら大豆が発酵していい味になるわけですが、これを使わなければならないほど材料が貧弱ということ・・工程もはしょっている可能性があります。
ブドウ糖・サッカリン・砂糖などの添加・・人間は甘みがある事で「美味しい」と感じるので添加されていたりします。
それとは別に単に甘い醤油が好まれる地域性もあります。熟成された醤油は塩辛さの中にもほんのり甘みを感じるのですが・・
値段の高い醤油とかこだわりの醤油を取り寄せないと、というのではなく、シンプルな材料でしっかり作られている醤油を買って欲しいです。
醤油風調味料ではなく「醤油」を使ってね、というお勧めです。
料理の味も変わりますし、何より美味しいです。
そしてシンプルな材料で作られた醤油は添加物がない分、安心安全な事は間違いないからです。