低血糖症のみならず関連する症状を詳しく説明した本
- 作者: 矢崎智子
- 出版社/メーカー: 東京書籍
- 発売日: 2008/08/08
先日、このブログでも以前ご紹介した、クリニックハイジーアの院長 矢崎智子先生が、低血糖症を実に分かりやすく尚かつ丁寧に説明して下さっている本が出版された。ブログのご紹介はこちら
日本において医師が低血糖症についての本を出しているのは、何冊かあるけれどその中でも素人にも実に分かりやすく、生化学に基づいた分析や症状が書いてある。
今までも私自身勿論分からない事だらけの事ばかりだけれど、疑問に思っていたことも分かってすっきりしたところ・・
低血糖症は実に様々な症状が出るけれど、精神疾患や他の病気に間違われたりすることもあるため、薬を飲んでいてもなかなかよくならないのは、皆さんご存じの通り。
血糖値が安定しない事によってホルモン(アドレナリン・ノルアドレナリン・コルチゾールなどなど)がどんな風に心身共に影響してしまうかなどを説明して下さっている。
女性特有のPMSも実は低血糖症が関わっていることが多い、とか知らず知らずのうちに太って しまうのは何故か?とか過食症が何故起こってしまうのか?などなど興味深い事も満載!
巻末には低血糖症の為の料理の美味しそうなレシピも載っている。
是非読んでみたい一冊でお勧めだ。