カルシウムを何で摂るか?
一昔前なら『牛乳』でした。
今もそのようにしているご家庭も多いでしょう。
ただ牛乳はアレルギーが出やすい食品でもあります。
即時型といって「アナフィラキシー」を含む飲んだらすぐに反応が出るアレルギーと遅延型といって飲んでからしばらく経ってから、例えば何時間も経ってからとか何日も経ってから出るものがあります。
牛乳に含まれる『カゼイン』というタンパク質が色々な困った症状を引き起こす事がわかってきて私も最近ではあまりお勧めしなくなりました。
多くの栄養士や管理栄養士の方々が牛乳を勧めるわけは、手軽で安価だからです。
学校給食にも欠かせませんし、身近な食品だから。
牛乳を飲んでも何でもない方、お子さんはいいのですが、牛乳が飲めない場合はどうやってカルシウムを摂ったらいいのか?
小魚から摂ることをお勧めします
小魚 身近なところで
しらす干し☆
ちりめんじゃこ☆
鰯の丸干し☆
ししゃも
ワカサギ
小エビ
アミ(プランクトンの一種)
イカナゴ( コウナゴ )
キビナゴ
豆アジ
などなど ☆印は鰯です
このほかにあったらお知らせくださいー
目刺しや鰯の丸干しも是非食べてほしいです。
出来れば頭からバリバリと。
骨ごと丸ごと食べるのお勧めです。
小さいお子さんは難しくても大人は是非。
お子さんは写真にあるような小魚のから揚げからチャレンジ。
カルシウムは骨ばかりに必要なのではない・・
カルシウム=骨
と、思われている方が多いと思いますが、実は体の中で実に多くの働きに関わっています。
その一部をご紹介
・ホルモンや胃液などの分泌
(ホルモンを出しなさい、というような命令物質として働いています)
・筋肉の収縮(心筋=心臓の収縮にも関わっています)
・精神の安定
・血圧のコントロール
・アレルギー予防(不足するとアレルギーになりやすくなる 例・じんましんなど)
・甲状腺機能に関わる
などなど
日本人は実はカルシウムもなかなか摂れない状況ににありますし、カルシウム不足は深刻なのです。
周りが海なのにもかかわらず、昔ほど魚は食べなくなりました。
カルシウム不足解消のためにも食べたいですし、丸ごと食べることではらわたに含まれるヘム鉄なども同時に摂れます。
ほかのミネラル補給にもなります。
小魚は食べやすいので是非週に2-3度は食べるのを目標にしてくださいね。