食品成分表は必見

実はおもしろい食品成分表!

食品成分表を見たことがある方はどのくらいいらっしゃるだろうか?学校などで栄養学を習ったり、家庭科でカロリー計算をした時に使ったり、または病気などで食事指導を受けて、とかなり利用範囲は限られるような気がする。

私が初めて手にしたのは、大学で必修科目で半期だったか履修した時に、サブテキストとして買ったのが最初だった。

栄養学を習っていた、と言うとさぞかし日々の食事や栄養面で・・・云々と思うことだろう。(完全なる机上での栄養に関する勉強で、実際作る方はやっていない。)

これがかえって仇となり、逆に勉強したことで分かっているつもりになり、ひいてはそれだけで栄養を問題なくとっていたかのようにかなりの錯覚をしていた。

一般的な家庭より、断然たんぱく質が足りなかったし、子どもが小さいときはアレルギーがあったので、今制限している主にたんぱく質と同じ物を食べさせていなかった。

かなり脱線してしまったが、食品成分表はかなりおもしろい。

魚などの水産物、野菜や果物の旬が載っている。果物や野菜のカラー写真、丸ごとの姿の魚。肉のそれぞれの部位の写真・・

普段はお目にかからない香辛料の写真・・これだけ見ても楽しい。

各食材の栄養成分はもとより、嗜好品の項目には、種々のお酒の成分、コーヒー・紅茶勿論日本茶・中国茶・・調味料の成分、マーボー豆腐の素まで。スナック菓子の成分も載っている。

本の後ろの方には、各栄養素の説明や働き、年齢、性別ごとに必要な栄養素量。

おもしろいのは昭和21年から平成にかけての「日本人の栄養摂取量の推移」昭和21年のビタミンA(カロチン)4640IUから平成12年は654IUに減っている。ビタミンCも173mgから128mgに。鉄も減っていて、48mgから11.3mgに・・

塩に含まれるナトリウムはおもしろいことにたいして変動はない・・・

同じく「日本人の食品摂取量の推移」つまりお米をどれだけ食べていたか、とか芋類の摂取、魚や肉の摂取量というようにそれぞれの食品をその時代の人がどれだけとっていたかの記録だ。一人分の一日量が書かれている。

やはりご飯は減っている。もっと減っているのは『雑穀類』。大麦・雑穀が昭和25年、69.4g 平成12年2.1g小麦は逆に増えていて68.7gから94.3g

全般に見ていくと、とっている食品の増減から、やはり現代人に不足しているビタミンやミネラルなどを含む食材を食べていない。逆に増えては健康に影響するような油、砂糖はやはり増えている。

あと興味深いのは、世界と日本の比較。例えば所得と食品別のエネルギー供給量、これは各国の所得で穀類はエネルギーにしてどのくらいとっているかをまとめた物。

砂糖類に限って書くと、一人一日あたりのカロリーがアメリカは677kcal、オーストラリア411kcal、日本261kcal、中国64kcal、韓国309kcalといった具合。

日本人の栄養基準量とその推移とか学校給食の所要栄養基準量・・添加物の一覧表、特定保健用食品、食中毒関連、食品のプリン体含有量まで載っている。

その他日本の人口推移、性別、年齢別にみた各病気の症状の通院率、原因別死亡・死因も。

それから食材を調理するための大きな助けになる、調味料に含まれる砂糖や塩のパーセント、そばつゆなどの分量比率、すし飯の合わせ酢の割合、炊き込みご飯の味付けがくりご飯、松茸、茶飯などの味付けの割合。あえごろもの各調味料の量、などなど。

これを素に美味しい手作りのレパートリーが増えそうだ。

ここでご紹介する本は沢山ある食品成分表のごく一部。

糖尿病食用もあるし、ダイエット用、市販の加工品の成分表など色々だ。

是非、本屋さんで見てください。おもしろいはず!

五訂増補食品成分表〈2008〉

五訂増補食品成分表〈2008〉

会社別・製品別市販加工食品成分表

会社別・製品別市販加工食品成分表

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