生化学の重要性

生化学の重要性

栄養療法では、60項目以上に及ぶ血液検査が欠かせない。一般の病院では、ここまでの細かい検査はまずしない。医師でさえ、この細かい検査をして何になるのか? これをして何がしたいのか?と言うほどだ。

細かい検査をして、当然この検査データーが一つ一つがどのような意味を持っているのかを解析出来なければ、何にもならない。

過去一ヶ月の食生活、そこから分かる栄養状態や体の状態(風邪などの感染症などに罹っていた事なども分かってしまう)を読みとる事が出来る。

これらの解析は私の知っている限り、一般の医師にはなかなか出来ない。

人間の体の仕組みや状態が各血液が表している事とどう関係があるのかを十分知っていないと解析は出来ない。

これらの解析の元になっている学問が『生化学』だ。

医学部の1年生で医学のごく基礎として学ぶ物だ、とある医師から聞いた事がある。実際はめんどくさくて退屈で、生物の延長のような授業を大概はまじめにやらない、少なくとも自分はそうだった。と言っていたが、実は生化学は人間の体の状態を正しく把握する上で、重要な学問だそうだ。

その医師は「ある意味今の医療は行き詰まりを感じる時がある、具合が悪くて病院に来ているのに検査をしてもどこも悪くない、それが見あたらない、と言う患者さんが多い。これが生化学を元に血液検査から見ていくと、問題点が見えてくる」と。

さらに「もう一度一から生化学を勉強したいけれど、医師をしながら勉強していくのは、目の前にいる患者さんを診ていくので精一杯で出来ない」とも言っていた。

生化学は重要なのだ。

新しく医学生になった皆さん、どうかしっかり勉強して下さい。

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