タンパク質不足を診る!!・・血液検査の項目から4-6 BUN(尿素窒素)・・基準値8.0-20.0 mg/dl

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BUN(尿素窒素)・・基準値8.0-20.0 mg/dl

尿素窒素の検査は腎臓の機能を知る1つとして知られています。

尿からでる窒素量を測ったもので、エネルギーとして使われたタンパク質の残骸は、肝臓で尿素窒素に変えられ、腎臓で濾過されて尿となって排出されるもの。尿排出障害があると数値が上がる。(腎臓疾患など)また食事を摂らず絶食したときも数値は上がる。妊娠で数値は下がる、となっています。

口から摂ったタンパク質量を知る目安としても利用できる。

10mg/dl以下はタンパク質摂取不足

10-20の間が理想的と言える

20以上 体タンパク異化を疑う
(何かの病態がある可能性大・または運動のしすぎでタンパク質が壊れている=体タンパクのー異化)

100以上 腎臓疾患・消化管からの出血を疑う

腎臓機能を知る他の検査として、尿蛋白、クレアチニンなどの検査で総合判断します。

★CHE(コリンエステラーゼ)・・基準値170-450IU/l

コリンエステラーゼとは、肝臓で作られる加水分解酵素で、コリンエステルという物質を分解します。

アルブミンやグロブリンなどの血清タンパクと同じく、肝臓でしか作り出せないもの。

作られた後は血液中に放出されるので、コリンエステラーゼを調べれば、肝臓でタンパク質を作り出す(タンパク質の合成)肝臓の能力を見ることが出来る。
(肝臓でどれだけタンパク質を作っていかれるかを見るのにも利用できる。)

一般に女性は、男性より低めで、女性の場合、生理前期や生理中にはコリンエステラーゼが減少します。妊娠時も10~20%低下するとされています。

低値 全身状態が悪い・肝臓が悪い

高値 腎臓機能低下

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