マクガバンレポート8-10逆輸入された日本の食事療法

海外から逆輸入された日本発祥の食事療法

第2次世界大戦前後、日本で考案された食事療法の1つが、非常に健康によいと欧米で評判になり、今現在は日本でもちょっとしたブームになっている療法がある。日本でのブーム前に海外から逆に入ってきて、再認識されているのだ。

食事療法と書いたが、日々の生活と食生活を見直しながらよりよい生活と健康を、というような「食生活法」だという。

本も沢山出ていて、日本でも若い人から色々な年齢層に指示されているし、1つの「派」だけではなく、色々に分派し、色々な考え方合わせた方法なども広がっている、という。

マクガバンレポートが発表されてから、日本食が脚光を浴び、この療法も海外で広まったとも聞く。

野菜や穀類なども出来る限り自然農法で作られた近隣でとれた物(地産地消)を、丸ごと食べる、調味料も添加物が入らない、化学調味料ではない、砂糖は使わないと言うような方法だという。ここまでは、私にとっても非常に魅力で理想だ。

ただ非常に残念なのは、肉や魚などは殆ど食べず、卵も乳製品も使わないのが基本らしい事。

この療法を否定するわけではないけれど、以前からもこのブログで何度も書いているように、人間の身体はたんぱく質から出来ている。植物性のたんぱく質だけでなく、動物性のたんぱく質をとる必要性があるのはこのため。

食事の大切な役割は、バランス良く食べること。たんぱく質を例にとっても、植物性・動物性をまんべんなく、色々な種類の食材からとるのが望ましいのだ。

もう一度書くが、私はこの療法の「肉や魚を食べない、卵や乳製品も食べない」以外の所では大変理想的で、理にかなった食事法だと思っている・・・。

精製されていない米や穀類、豆類も食べ、海草もふんだんに食べる・・・

現代の日本人のまさに欠けている食事を見直している。

この方法をやって以前より身体の調子が良くなった、という人もいるだろう。でもそれは今までかなり偏った食生活、人間の身体にとって必要であるとされる食材を十分食べて来なかった食生活の乱れが根本にある。

動物性のたんぱく質をとらないと、どうなるか?

たんぱく質不足はストレスに打ち勝てない、ガンにもなる、感染症にもかかりやすくなる、うつを始めとする精神疾患にかかりやすい、骨がもろくなる、極度の貧血・・・

どの食事療法・栄養療法を選ぶかは、勿論自由だ。

よく調べて納得してやっていきたい。やっと?次回(8/2)で終わり・・・

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てすとてすと

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