興奮をコントロールする

興奮を静める作用・・セロトニンの重要性

興奮するのもそれを押さえるのにも、種々のホルモンが上手く作用してバランスを保っている。バランスをとるというのは体の中において色々な所で作用していて、その一例が血糖値の変化だ。

血糖値の上下が起こって心身共に不調をきたす、血糖調節異常=低血糖症でもこのバランスや制御が上手くいかないため起こる。

低血糖症の中でも「無反応性低血糖症」と呼ばれる症状の人は、インシュリンの分泌が悪く、食後緩やかに上がるはずの血糖値が上がってこない、上がり方が鈍い→血糖値を上げようとしてアドレナリンが分泌される・・けれどアドレナリンを分泌させてもなかなか上がってこないのが、このタイプの低血糖症。

「無反応性低血糖症」はアドレナリンが分泌されているために脳が刺激を受けている状態にある。このことで交感神経を刺激し、アドレナリンの過剰分泌でバランスが崩れる。アドレナリンや他のホルモンもセロトニンというホルモンでその働きが上手いこと抑制されているが、アドレナリンの過剰分泌でセロトニンの分泌が追いつかなくなると、ますます体調を崩すことになる。

セロトニンはたんぱく質のなかのアミノ酸である、トリプトファンからビタミンB6とマグネシウムの作用によって作り出されるともに朝日を浴びる事、軽い運動をする事で分泌が促される。

ただ緊張と興奮と刺激とが続きすぎると、もともとアドレナリンの分泌が多いのだから、バランスを崩しやすい、と考えるのが無難だろう。

テンションが上がったり興奮したりしたあとが恐いのだ。努めて疲れすぎないように、頑張りすぎないように、必要以上に興奮しないように、とコントロールするのがあるべき姿だけれど、コントロールが下手なのも血糖調節異常=低血糖症の特徴だ。

低血糖症の人は少しずつそのすべを身につけていって欲しい。具合が悪くなる前に・・・

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てすとてすと

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