ビタミンB群の話(ビタミンB群の種類・B2) 2-6

参考著書 マイケル・レッサー著

「栄養・ビタミン療法」

栄養による精神的健康の改善 より

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 ビタミンB群の種類

ビタミンB群に限らず、ビタミンは発見された順に番号がついていることはご存じの方が多いだろう。

昨日はビタミンB1をご紹介したけれど、低血糖症の事や栄養の事、ビタミンBの種類とか名前とかは殆ど知らなかった。普段の生活には殆ど必要ないから、当然知らないですんでいたし、知る必要性も、不便も全く感じていなかった。

ビタミンB群は、現在下記が知られている。

ビタミンB1・チアミン

B2・リポフラビン

B3・ナイアシン

(ニコチン酸・ニコチンアミド・ナイアシンアミド)

B6・(ピリドキシン)

パントテン酸(パントテン酸カルシウム)

B12・(コバラミン)

葉酸・(フォラシン・フォレート)

コリン

イノシトール

ビオチン

PABA

パンガミン酸(“B15”)

ビタミンB2(リポフラビン)不足で起こる症状

・震え

・めまい

・不眠

・精神的不活性

・深紅色、紫色の舌

・口の隅の裂け目、ひび割れた唇

・脱毛、眉毛の消失、進むとはげ頭

・白髪

・光に過敏

・白内障

・涙っぽい充血した目、多量の目やに

ビタミンB2は、たんぱく質、炭水化物(糖質)の摂取が多ければ多いほどビタミンB2を必要とするのだそうだ。炭水化物は知っていたが、たんぱく質にも(特に)ビタミンB2が必要だった・・・

音に過敏になるのがビタミンB1欠乏の初期症状であるのに対して、光に対する過敏がビタミンB2欠乏の初期である、と書いてある。

低血糖症と分かるちょっと前からかなりの間、音と光に敏感、過敏だった方もいる。

低血糖症の人がビタミンB群不足と言うのは分かっていたが、B1とB2が特に足りなかったとは、これを読むまで知らなかったけれど、この症状は欠乏の初期であると言うことも、驚きだった。この症状が初期だったら、もっと進んだらどんなことになるのだろうか・・・

また、菜食主義者は特にB12不足になりやすいらしい。ビタミンB12不足改善には、牛乳、レバーなどの内臓肉などの動物性たんぱく質が必要で、最も多く含まれるのは醸造酵母だそうだ。

低血糖症の人はやはりビタミンB群の消耗が激しい。

食事が大事でせっせとたんぱく質を食べる訳だけれど、たんぱく質を摂ると同時に元々欠乏しているB群をサプリメントでしっかり摂らないと、ますます特にB1・B2不足になってしまうとは・・・これも今回知ったこと。

ビタミンB不足にならないように、日々の食事も意識して摂りたい。

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てすとてすと

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