『ナルコレプシー』・『血糖値の変動』と異常な眠気1/2

昼間・食後などの異常な眠気

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このブログにたどり着いた方の中に多いのが、「異常な眠気」「昼の異常な眠気」「食後の異常な眠気」「寝ても寝ても眠い」など・・殆ど毎日どれかしらで、たどり着いている。

正直こんなに多くの方々が検索して来られるのに驚いている。

食後の眠気が強く出るのは、やはり昼食後が多い、とされている。

血糖値の変動か?ナルコレプシーか?

異常な眠気を引き起こす病気に「ナルコレプシー」があるけれど、症状としては、血糖値が下がり始めたとき、下がってしまったときに起こる異常な眠気と同じようなこともありそうだ。

ナルコレプシーに関してはまだ認知度も理解も少ないらしく、言葉さえ知られていない。

けれど血糖値の変動(特に糖尿病以外の低血糖症)で起こる異常な眠気も同様に理解されていないのではないだろうか?

糖尿病ではないが、血糖値の変動が眠気に関係する、と言うのを知っている人が医療関係者も含めてどれくらい認知度があるだろうか?

食後しばらくすると急激に血糖値が下がることで、はあ~、はあ~と何度も生あくびをしたり、突然眠くて耐えられず、ついこっくり、こっくり・・・

または空腹時、同様のことが起こる人もいる。(血糖値が下がってくるため)

ナルコレプシーと血糖値の変動による異常な眠気、もっと知られるようになるといいし、双方に何か関連性のようなものがあるのか、ないのかも含めて研究して欲しいと思っている。

素人である私はこういう所が気になってしまう・・・
*p3*[異常な眠気]ナルコレプシーに関係する遺伝子の発見
先月になってしまったけれど、毎日新聞ネット版に9月29日に掲載された。

ナルコレプシーに遺伝子が関係している、と言う記事か載ったのでご紹介する。(該当記事のURLを載せると、後日見られなくなるので、全文を引用する)

遺伝子が関係しているとは、興味深い。
早く解明されるといいと願っている。

【ナルコレプシー:関係する遺伝子を発見…東大研究チーム】

日中でも激しい眠気に見舞われたり、発作的な脱力などに襲われる「ナルコレプシー」の発症に関係する遺伝子を、徳永勝士・東京大教授の研究チームが発見した診断や治療に役立つ可能性がある。28日付の米科学誌ネイチャー・ジェネティクス電子版に発表した。

研究チームは、患者と健康な人のゲノム(全遺伝情報)を解析。両者の間で、4種類ある化学物質の塩基の並び方が異なる場所(スニップ=SNP)を調べ、ナルコレプシー発症と最も関係が高い1カ所を特定した。具体的にはチミンという塩基が、シトシンという別の塩基に置き換わっていると、ナルコレプシー発症の危険性が1.8倍高いことが判明した。

また、このSNPに隣接し、正常な睡眠や脳の働きを担う2種類の遺伝子に注目。シトシンの人は、2種類の遺伝子の働きが低下し、ナルコレプシー発症につながっている可能性が高いことを突き止めた。

日本には約20万人の患者がいると推定されている。発症の詳しい原因は未解明で、治療は対症療法にとどまっている。

研究チームの宮川卓東京大助教(人類遺伝学)は「遺伝子が作るたんぱく質の機能を補う物質を開発すれば、新しい治療薬になりうる」と話す。
【河内敏康】

毎日新聞ネット版 2008/09/29より引用

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