「 gordon-07_1004 」一覧

貧血を考える 7- 子どもの貧血と成長

貧血を考える 7- 子どもの貧血と成長

子どもの貧血と成長 今回鉄分のことと貧血の事を調べていて、これらが子どもの成長にも大きく関わっていると知りました。 これを知っていれば私の子どもはもう少し充実した体格になっていたかも知れない・・ 貧血で鉄分を補給するのはもちろんだけれど、忘れてならないのはやはりタンパク質。 タンパク質がないと鉄が十分利用できないのです。 どの栄養素もそうだけれど、必ずと言っていいほどタンパク質と一緒にとることが原則になります。 成長期の子どもは背も伸びるし体重も増える。この身長の伸びにも鉄が関わっていて、やはり足りないと伸びないといいます。

貧血を考える 6- フェリチンの国際基準

貧血を考える 6- フェリチンの国際基準

貧血の診断に使われる項目にヘモグロビン値・フェリチン値・MCV値・ヘマトクリットなどがあります。 「貧血を診る時はフェリチンを診る」という事は日本ではまだまだ一般的ではないです。 フェリチンの測定自体も昔はできなかったらしい。(いつごろからできるようになったかは調べたけれど不明) この検査項目で殆どやらない項目がフェリチンですが、どのくらいのフェリチンがあるのがいいのかを調べてみました。

貧血を考える 5- 体調不良と貧血

貧血を考える 5- 体調不良と貧血

体の調子が悪い、といって医療機関にかかるときいきなり貧血の検査はまずしないです。 したとしてもヘモグロビンの値を調べて、大概は基準値に収まっていることが多いから、別段問題にされない・・ 一般の医療機関でも「貧血です」と言われたら、かなり大変なことだと認識して欲しいのです。 そしてできればフェリチン(貯蔵鉄)の値も調べてもらう方がいい。

貧血を考える4- 鉄の「出納」

貧血を考える4- 鉄の「出納」

栄養たっぷりのバランスの取れた食事から鉄分を摂ったとしても、体に吸収されるのは約1mg。 人間の体は一日どれだけの鉄分を必要としているのでしょうか? 汗をかく、尿の排泄・便の排泄から体の外に出て行ってしまう鉄の量が約1mg・・・ つまり食事から摂った分をまるまる一日で使ってしまう事になります。 そして大変なことに生理のある有経の女性は毎月の出血で約60mlの血液を失い、その血液中に含まれる鉄分は約30mgといわれています。