貧血を考える 5- 体調不良と貧血

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体調不良と貧血

体の調子が悪い、といって医療機関にかかるときいきなり貧血の検査はまずしない。

したとしてもヘモグロビンの値を調べて、大概は基準値に収まっていることが多いから、別段問題にされない。

一般の医療機関でも「貧血です」と言われたら、かなり大変なことだと認識して欲しい。

そしてフェリチン(貯蔵鉄)の値も調べてもらう方がいい。

今はそうでもないらしいが、以前はフェリチンといえばガンなどの腫瘍があると数値が上がったため、腫瘍マーカーとして利用されることばかりしていて患者が調べて欲しいと言っても「腫瘍マーカーは必要ない」などと断られたり、逆に怒られたりした例もあるらしいが、是非頑張って調べて欲しい。

(フェリチン値が上がる原因に、何らかの炎症・腫瘍・妊娠がある)

このフェリチン値、意外に多くのことが分かる。

フェリチン値が低いのもかなり問題

鉄欠乏性貧血が血液検査の項目の「ヘモグロビン・HB」として現れるには実際の貧血が始まるよりも前から実はフェリチンの減少からすでに始まっている。

鉄欠乏性貧血は最初に貯蔵している鉄、つまりフェリチンから減っていき、いよいよフェリチンさえも枯渇し始めると、血中のヘモグロビンが減っていく。

だから血液検査をしてヘモグロビンの値が「低いです」と言われた時はフェリチンは二桁の下の方の値・または一桁の値と言うことも多い。

こうなってくるとかなりの確率で体や精神面で不調を感じたり実際に具合が悪く医療機関を受診したりする。

繰り返しなるけれどその状態で受診しても、それらの大元の原因が貧血から来るものだという診断や検査は行われないことが多く、現れている症状から他の病気と間違われて治療されてしまったり、精神面での不調だと心療内科を受診するよう勧められ、見当違いの薬を処方されて余計に具合が悪くなってしまう事もあり得る。

体調が悪く医療機関にかかる前に自問して欲しい、「もしかしたら鉄分が足りていないのかも知れない」と。

貧血はじわりじわりある程度の時間を掛けて進んでいくから、ゆっくりとした体調の変化で人間の体は順応してしまい、自分にとって貧血は関係ない、と思っていてもヘモグロビン値が一桁で普通の認識なら立っているのも辛いぐらいの状況の人がスポーツをバンバンやっていたりすることがある、と言う。

フェリチン値を調べると、今は貧血ではない場合でもフェリチンが減って来ているのなら、将来的に貧血になる可能性がある、「潜在性鉄欠乏」が分かる。

自覚症状や取り上げた症状・こちらなどを頭に入れておくといい。

医療機関で検査をしてもらうときは、「貧血が心配なのでヘモグロビン値の検査と念のためフェリチン値も調べて欲しい」と自分からオーダーするのも一案だ。医師に何か言われたら、(これだ!)→「知り合いの医師にこの検査をしてもらうよう言われたのでお願いします」と・・・

患者の方も自分の体のことなのだから、頑張って頼んで検査して欲しい。

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てすとてすと

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