３０年以上前に研究・発表された健康に関するレポート
アメリカで１９７７年に発表された「マクガバンレポート」調査に７年費やしたとも言われ、、世界中の国々の生活習慣・食生活などを過去１００年以上にさかのぼって調べ・検証・研究したと言う。その量は５０００ページにも及ぶと言う膨大な物だ。
当時、アメリカでは間違った食生活や生活などで、病気になる人が増え続け、アメリカの医療費は破綻寸前の危機を迎えていた。
このままでは、アメリカの経済までが破綻する危機にある、と相当大変だったらしい。
現在のアメリカ、日本のサプリメントブーム? の元になった、と言ってもいいこのマクガバンレポート。
「健康には日々の食事が大切」と国を挙げて取り組んだのだ。
病気になるのは間違った生活、食事が原因で、身体に必要な栄養素の欠損が深く関わっている・・・
これを機に、日本でも、一日30品目食べる、バランス良く食べる、和食を見直そうなどが言われるようになった。
また、たんぱく質特に肉のとりすぎが種々のガンを発症させ、たんぱく質摂取に伴う、脂肪のとりすぎ、高カロリーe.t.c.が原因とされている。
注・日本人にはこの「たんぱく質のとりすぎ」はそれぞれの摂取量が大幅に違うので当てはまらない。それは後日に詳しく。
また、食事が元になって起こる病気は栄養欠損からくるもので、薬などでは治らない、と明記されている。
その後の１９８６年には、米国国立ガン研究所長のデヴィタ博士が、「抗ガン剤ではガンに対抗出来ない、抗ガン剤でガンが治せないことが理論的に立証できた」との研究結果もある。
世界中に大きな影響を与えたマクガバンレポートだが、一説には「日本を除く、世界中が参考にした」とあり、複雑な気持ちになった。
