ヒスタミンと精神症状の関係 1-3

ヒスタミンとは

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Wikipediaより引用

合成・代謝

ヒスタミンは食物から直接体内に取り込まれるほか、生体内で合成される。

体内での合成

ヒスチジン脱炭酸酵素 (HDC) により必須アミノ酸であるヒスチジンから合成され、主にヒスタミン-N-メチル基転移酵素(HMT)やジアミン酸化酵素等で分解され、イミダゾール酢酸となり排出される。肥満細胞中に高濃度で存在し、肺、肝臓、胃粘膜、脳などにも存在し、それぞれの生理機能を担っている。

血圧降下、血管透過性亢進、平滑筋収縮、血管拡張、腺分泌促進などの薬理作用があり、アレルギー反応や炎症の発現に介在物質として働く。ヒスタミンが過剰に分泌されると、ヒスタミン1型受容体(H1受容体)というタンパク質と結合して、アレルギー疾患の原因となる。

神経組織では神経伝達物質として働き、音や光などの外部刺激および情動、空腹、体温上昇といった内部刺激などによっても放出が促進され、オキシトシン分泌や覚醒状態の維持、食行動の抑制、記憶学習能の修飾などの生理機能を促進することで知られている。

ヒスタミン=かゆい??

ヒスタミンと聞けば私にとって痒みに直結する。

乳幼児期からアトピー性皮膚炎があって(当時は湿疹・しっしんと言った)だんだん良くなっていったものの、毎年ではなかったけれど冬になると手足に粉が吹いてかゆい、などは残っていた。

皮膚のトラブルはアトピーであろうとなかろうと、かゆみが伴う。

「かゆみ止め」として皮膚科などで処方されるのが、抗ヒスタミン剤。ヒスタミンが出るのを抑える薬だ。

掻くとヒスタミンが放出されてますますかゆくなる・・・と理論的に分かったのは最近。

アレルギー体質やアトピー体質の人は血中のヒスタミン量が多い、ともいう。

ヒスタミン値の量によって出る精神症状??

特に私は痒みと関連が深いと思っていた「ヒスタミン」だけれど、この間ふっと手にして買った本の中に、血中ヒスタミンが、多い人、少ない人それぞれに色々な症状が現れる、と書いてあって驚いた。

とくに精神症状にも影響する、と言うのは初めて(素人の私にとってこういうのはしょっちゅうなんですが)知って、興味深かった。

次回から少しずつご紹介する。

本の紹介はこちら『うつ もう一つの解決法』

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てすとてすと

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