食事の重要性・・・心身共に影響する
昨日うつや精神疾患などに食事が重要だと書いた。治療を始める前に、改善出来るところは改善すると、少しずつだけれど、体調が良くなって来る。
「まさかそんなことはないだろう」と思う方もいらっしゃるだろう。
けれどちょっと考えて欲しい。
私達の体は何で出来ているのか?
私達が食べたものから出来ていて、見て、聞いて、考えて、行動しているのだ。
心身の調子が悪いと言って、食事をないがしろにしていて、病院から処方された薬で治るだろうか?
薬だけでは決して治らない。
生きていくために私達は日々食物を食べている。食べた食べ物が私達を生かしているのだ。
この事をよく覚えておかなければならない。毎日の食事をないがしろにしてはいけないのだ。
食事の献立を考えるのも、作るのも、そして片づけるのも、作り手は大変な労力がいる。面倒だと手を抜いてばかりいると(たまには楽をする事は必要で大
切)、そのうち付けが回ってくる・・・
私はこれを身内で体験している。
体や骨、組織や筋肉を作るたんぱく質(ミネラル)
エネルギーや力になる炭水化物・脂質(たんぱく質)
体の調子を調整、代謝に関与するミネラル、ビタミン、(たんぱく質)
( )の中の栄養素は直接働かないが、大切な役割をして関わっている物や補っているなどの栄養素
ご存じだろうけれど、私達の体を作ったり、動かしている(代謝)栄養素が上記。
これを維持するため(生きていくため)毎日食物から補給していっているのを、
ついつい忘れていないだろうか?
生きていくためにどれも欠けてはいけないし、重要で必要な物だ。
特に日々成長している子どもの食事、栄養は重要だ。私達が思っている以上に成長には様々な栄養素が大量に使われているのだ。
そんな状態の中、このどれが欠けても、心身に不調が出る。
欠けていたとしても、今すぐに影響が出るわけではない。
気が付いて、体調が悪い、精神的に辛い、病気になってしまった、と言う頃はかなりの不足を通り越して「欠損」になっている。
こうなってはあわてて病院に行っても出来ることは極限られていることもある。
体の元になる栄養が足りない以上、いくら薬で治そうと思っていても、上手くいかない。物のどおりと言わざるを得ない。
けれど今の特に日本の医療界はこの栄養については殆ど知識がない上、(栄養学は学んでいない)何も指導がない、つまり何も言われないし、重視もしていないのが現状だ。
けれど少しずつでもいいから食事を見直し、食べていくことが必要になってくる。