白米信仰??
真っ白で輝いてピカピカしている白米ご飯。
私は白米を食べることが当たり前の中で育った。
多分このブログを読んで下さっている方々も多くの人がそうではないだろうか?
私の亡き母親は、昭和一桁の生まれで、戦争を経験しているから、戦後しばらくして白米が食べられたときはしあわせで涙が出た、そうだ。
最上のものと喜び、「一粒だって無駄にしてはいけませんよ。目がつぶれますからね」と米一粒もこぼさずお釜に入れて研いでいた。
白米にあこがれ、炊き込みご飯、まぜご飯が嫌いだった母。
「ご飯は汚さないで食べたい」とまで言った。
だから私は結婚するまで、家では炊き込みやまぜご飯は殆ど食べたことなかった。私は大好きだったんだけれどなぁ~
栄養素の少ない白米
写真で紹介した雑穀米 炊きあがりがほんのりお赤飯のようになります
(炊きあがりの写真は後日)
ご存じ白米は籾殻(もみがら)をとり、胚芽の部分や糠(ぬか)の部分をそぎ落とした(精米)もの。
玄米は薄茶色をしているのに対し、白米は白い。
精米されればされるほど、栄養価はなくなる。
玄米→1分づき→3分づき→5分づき→7分づき→精白米
米の中で一般的に知られていて分かりやすい栄養素は『糠・ぬか』の部分ではないだろうか?
このそぎ落としてしまった精白米の糠の中には、ビタミンB1が豊富で、糖代謝が上手くいきにくい日本人にとって大変重要な栄養素をあえて摂れない選択をしているのだ。
だから精米した米を食べれば食べるほど、その糖代謝に必要なビタミンB1が大量に消費されますますB1欠乏になってしまう。そして体調を崩していくきっかけにさえなってしまう・・・
特に血糖調節異常=低血糖症の人は『ビタミンB(群)依存症』と言われる。
精米を食べることで特にビタミンB群の不足となってしまうのだ。