高校生の食生活
私の家の近くに高校があって、近くにはスーパーもコンビニもあります。
朝の登校時間や特に土曜などの昼食時になると、それらのお店で買い物をする生徒の姿をよく見かけますし、当然ですが菓子パンやコンビニ弁当、缶コーヒーやコーラなどの清涼飲料水、スナック菓子、ヨーグルトやプリンなども買っています。
特に変わっている内容の買い物ではないと思し、誰もが買うであろう内容だと思います。
若いとお腹かが空くし、夜遅くまでの部活動の前後に買って食べている姿も見かけます。
今の子ども達は、私の時代より遥かにお金を持っているし、買おうと思えばそこ、ここで24時間買える・・・飽食の時代、栄養は不足しているとは誰も思っていないし、お腹を満たすことは悪いことではないですが・・
スナック菓子やおつまみ系のもの、あらゆる加工品は味も濃く添加物もいっぱい・・・そしていつも書いている通り、砂糖をはじめとするブドウ糖、果糖液糖などなどは必ず入っています。
それらでお腹を満たしていて、ちゃんとした食事を摂らないことが続たら・・・成長期でしっかりとした栄養を摂っても摂っても足りないくらいなのに、心と体に不調が出て不思議はない状態です。
しかも高校生くらいになると親のいうことは聞かないし、親もいちいち言ったりしないでしょう・・・
私の子どもがそうだったように(いや、高校生時代だった私もですが)、朝起きられないからぎりぎりに起きて、朝食を抜いて飛び出すのも珍しいことではないと思います。
我が家ではなかったけれど、昼食や夕食は友達と済ませてきて家では食べない子どももいる、とか。
ファストフード店やラーメン店、ファミリーレストランなどで高校生や中学生を見かけるのはそういう子どもたちも含まれているのかもしれません。
年齢が高くなればなるほど、自分の好みの物を好きなだけ、好きな時に、となりがちだけれどそれが果たしてそのときそのときの栄養を満たしているかというのは別の話。
お腹が空けばちよっとそこまで買いに出られるし、食べることに関しては恵まれていますね。
私の家庭での反省点も含めて書くと、必ずしも栄養のバランスやしっかりとた栄養を摂っていないのが実情ではないでしょうか?
これらの事が重なって、今回の調査のような結果となったというのは非常に納得してしまいました。
国は食育を勧めているけれど、中高校生にもう少し踏み込んで体の成長やそれに必要な栄養のことを具体的に教育する必要があると思うのですが旗振りだけで終わりそうな感じです。