各数値の意味するもの
調査対象の高校生が何を食べていたかは書いてはいなかったけれど、私が昨日書いた内容の食事だとしたら、問題となっている下記のデーターが高く出る可能性があります。
高血圧・・・
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- 塩分の摂りすぎ(加工食品や外食・スナック菓子などの食べ過ぎ)
- タンパク質不足による血管膜の脆弱(タンパク質不足から来るコラーゲン不足で血管のしなやかさがない)
- カルシウム(マグネシウム)の不足で血管の収縮が不十分(カルシウムは加工品摂取で排出される。血管の収縮にカルシウムが作用している)
高中性脂肪・・・
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- 炭水化物(糖質)の摂りすぎ・糖質・糖類の摂りすぎ・食べすぎ(スナック菓子・お菓子・ジュース・缶コーヒー・パン類・麺類・ご飯)
- タンパク質不足
- 運動不足
低善玉コレステロール血症・・・(善玉コレステロール=HDLコレステロール)
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- タンパク質不足
- 運動不足
空腹時高血糖・・・
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- 糖分の摂りすぎ
- 糖代謝異常
- 不摂生によるホルモン分泌異常(インスリン・アドレナリン・ノルアドレナリンなどのホルモン)
- 朝食を抜くなどの欠食で血糖値の調節がうまくいかない
お腹を満たすだけの乱れた食事。運動不足や不摂生で新聞が指摘しているように、若くともすでに生活習慣病になっている生徒もいるらしいし、予備軍もたくさん存在します。
子どもが小さい頃から、親子で食べることの重要性、正しい習慣を付けられるよう私達親は栄養や生活習慣について学び、しっかり子どもに伝えていく事が大切ですね。
一度損なった心身の健康はなかなか元に戻らないということは、私自身十分経験しています。
今日からでも是非できることから始めて欲しいです。