先祖が何を食べてきたかを考える2/2-私がマクロビを勧めない訳7-9 穀類を食べ始めたのは1万年前からという事実
昨日書いた事と重複するけれど、ヒトは穀類を育て食べ始めることで、定住し人口も爆発的に増えていった。 生命の危険を冒して狩りをして命を繋ぐという不安定な食糧確保から、農耕をする事である程度安定する食生活になっていった。 火を使い始めたことで、食材の食べ方、保存も変わった。何より生で食べていたときに比べると、肉や魚に含まれるビタミンやミネラルも植物性のものからの摂取が必須になっていった。 狩猟の時代は獲物が手に入らなければ、餓死することもあったはず。けれど安定的に手に入る農耕で得た食物は、獲物が手に入らなくても生命を繋ぐことができた。