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先祖が何を食べてきたかを考える2/2-私がマクロビを勧めない訳7-9 穀類を食べ始めたのは1万年前からという事実

先祖が何を食べてきたかを考える2/2-私がマクロビを勧めない訳7-9 穀類を食べ始めたのは1万年前からという事実

昨日書いた事と重複するけれど、ヒトは穀類を育て食べ始めることで、定住し人口も爆発的に増えていった。 生命の危険を冒して狩りをして命を繋ぐという不安定な食糧確保から、農耕をする事である程度安定する食生活になっていった。 火を使い始めたことで、食材の食べ方、保存も変わった。何より生で食べていたときに比べると、肉や魚に含まれるビタミンやミネラルも植物性のものからの摂取が必須になっていった。 狩猟の時代は獲物が手に入らなければ、餓死することもあったはず。けれど安定的に手に入る農耕で得た食物は、獲物が手に入らなくても生命を繋ぐことができた。

先祖が何を食べてきたかを考える1/2-私がマクロビを勧めない訳6-9

先祖が何を食べてきたかを考える1/2-私がマクロビを勧めない訳6-9

つい最近も北京で見つかった約4万年前(中期旧石器時代)の人骨の成分分析から、当時の人類が淡水魚を常食していた、とアサヒ・コムに載っていた。 獣を狩りする事、そしてこの北京での発見によっても、主に動物性タンパク質の食事をしていたことは確か。 人類の祖先は肉食をしていく内に、脳が大型化し、猿などとは違う進化を遂げ、二足歩行をしていったものと思われています。 しかも人類が火を使って調理をし始める50万年前までは、生で動物の肉(他の動物が食べた後の死肉も含め)や魚を食べていた。生の柔らかい肉などを食べた結果として、奥歯が小さくなっていったと共に、動物性タンパク質摂取によって脳が大型化して、その重い頭によって顎が小さくなっていったと思われている。

豆乳を使ったホワイトシチュー

豆乳を使ったホワイトシチュー

この暑い中、シチュー ???という声が聞こえてきそう・・・ 冷房の効いた部屋で作るわけでも、食べるわけでもないのだけれど、我が家は夏でもよく食べます。 夏に冷たい物を食べるのは、内臓を冷やすので殆どしない。 けれど牛乳がアレルギーの理由でダメになって以来、ホワイトシチューは止めていました。 私の友人で栄養療法のカウンセラーをしている人に「第2子は牛乳も小麦もだめなんだけれど、ホワイトシチューが好きな子で・・」と話したら「豆乳で作るといい」と教えてくれました。