夏の陽射しは強烈。
お肌の日焼けは美肌の大敵。
UVクリームは欠かせない
日傘に腕のカバー
サングラスにフェイスマスク
足を出さないのはもちろん!
ビタミンDって何?
このビタミンD、脂溶性のビタミンで私達の免疫機能に関わるビタミンでもあります。(風邪やインフルエンザの予防など)
またアレルギー抑制作用・糖尿病の抑制・認知機能の維持(認知症など)・発達障害や統合失調症などの精神疾患との関係・子宮筋腫、月経困難症、不妊などの関係・ガンの予防やガンの予後などに関わっていることが分かってきました。
さらに遺伝子を調節する手助けをすることも分かっています。
まだ知られていない機能もたくさんあると思われていて 、今世界中で研究されているビタミン、と言っても過言ではありません。
日本人のビタミンD不足は子ども限らず大人も深刻です。
血中のビタミンDを計る血液検査で「25-OHビタミンD」というのがあります。
基準値として40-60ng/mlといわれていますがこれを遙かに下回っている方が多いのです。
理想は80-100 ng/ml ともいいますのでかなり低値です。
ビタミンDの働きからこれが低値であることで様々な影響がでるのです。
過度な日焼け対策はビタミンDが作れない
日焼け対策で困るのが『ビタミンDが作れない』ということ。
このビタミンD、昔は【くる病】といって日光に当たらないことで乳幼児の骨が柔らかくなり、変形したり成長障害が出ることで知られています。
くる病で下肢に影響が出るO脚があります。
骨の形成にカルシウムが必要ですが、このカルシウムを骨に沈着させる働きがあります。
昔は食糧事情などからビタミンD不足でくる病になる子どもが多かったので過去の病気と思われがちです。
近年、過度な紫外線対策で日光に当たる時間が極端に減って、くる病も増えてきているといいます。
私が子育てしていた時期(30年以上前ですが)母子手帳に日光浴をすることがはっきり書かれていました。
それだけ子どもの骨の形成には大切なビタミンなのです。
ビタミンDは食事からも摂ることが出来ますが、日光に当たることで体内で合成されるビタミンです。
毎日15-20分程度でいいので日光浴をするといい、と言われています。
全身で浴びなくても手の甲や足の先だけでもしっかり日光に当たる事が大事です。
陽射しが強い中での日光浴、脱水や熱中症にならないように注意しながら太陽の光を浴びてくださいね。
※秋冬はもっと意識して太陽を浴びることをお勧めします。
【ビタミンDを含む食材】
動物性・ビタミンD3 魚介類 に多い
植物性・ビタミンD2 キノコ類(天日干しした椎茸など)
両方とも摂ることが大事です。
《本の紹介》
ビタミンDの大切さを書いた本がありますのでご興味のある方は是非どうぞ。
斎藤 糧三 著
病気を遠ざける!1日1回日光浴 日本人は知らないビタミンDの実力
サーファーに花粉症はいない
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Kindle
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