こんなものにまで・・
私の子どもには乳児の頃からアレルギーがあったので、加工食品に関しては、商品パッケージの表示を見る事が大切だった。子どもが大きくなれば、何かと使わない訳にはいかない。調味料をはじめパン、ソーセージやハム、かまぼこ、カレールー、ジュース、お菓子・・ざっと上げただけでもこれだけある。
当時はアレルギー物質が問題だったので、卵や牛乳、油に大豆油が使われていないかなどを見ていた。
アレルギーが一段落してやれやれと思っていたら、10代後半になって砂糖をはじめとする、糖類にも気をつけなければならなくなった。
食べてみて、甘みを感じる物には誰だって砂糖などが使われていると想像できる。けれど時にはノーマークだった、入っていないだろうと思っていたから、見ていないで使っていたものが結構あって驚いている。
以下、すべてのメーカーの商品にではないが、たまたま見た商品に使われていたもの
マヨネーズ 砂糖が添加
パン粉 ブドウ糖が添加
醤油 砂糖・ブドウ糖が添加
薄口醤油 同上
コンソメの素 砂糖またはブドウ糖が添加
このほか○○の素、○○のたれ、○○鍋つゆ、めんつゆ、納豆についているたれ、ドレッシング類、などなど沢山の物に砂糖・ブドウ糖果糖液糖が使われている。
勿論、お菓子類、ジュース類にはしっかり入っている。
是非、商品に必ず書いてある表示を見て欲しい。
見たからと言って、そうそう避けられる物でもないのだが、せめて沢山とらないようにしたい。出来ればいっそのことたれやつゆの素などはそんなに難しくないので、手作りにするというのも一つの防衛策だ。
ブドウ糖摂取は慎重に
砂糖も問題だが、もっと恐いのはブドウ糖だと言うことを頭にいれておかなければならない。
砂糖に比べ安価で液状になっている物も多いので、加工する工程も楽で使われている。『砂糖不使用』となっているのは、砂糖以外の糖類が使われている訳で、大概ブドウ糖類が多い。
これからの季節、冷たい物をとりたくなるが、ジュース類、(表示がなくても果汁100%ジュースにもはいっているものがあるので注意)アイスクリームや氷菓子などにはほぼ間違いなく入っている。
血糖調整異常=低血糖症の人でなくても、体に急激に吸収されるのは一緒なので、食べたり飲んだりするのもほどほどにしたい。特に小さい子ども達、ついつい与えがちだが、小さいときから大量の砂糖・ブドウ糖類を頻繁にとっていたら、低血糖症の予備軍になってしまう。
糖類のとりすぎで、体も疲れやすく、風邪なども引きやすくなる、けがなどの治りが悪いなど、子どもにとってよくあることがますます起こりやすくなる。健康で成長するためにこの夏は考えて見ては?